JOCジュニオリ2025スペシャル 2025/03/08(土) 名寄ピヤシリシャンツェ

2024-2025シーズン

宮様3連戦の翌週が恒例のJOCジュニオリ。
今年も、シーズン終盤に、各地から、以下の中高生選手達が名寄に集結です。



女子組

23名出場のうち、高校生が17名で、残りの6名が中学生。

世界ジュニア代表で、白馬での高校選抜も制した #佐藤柚月 選手(札幌日大高3年)と、
同じく世界ジュニア帰りで、高校選抜2位の #坂本李花 選手(飯山高2年)が出場されるため、
この2名が1位2位となる可能性が高そうですが、

・上の二人が不在な中で開催されたインターハイを制し、高校選抜でも4位に入った #櫻井羽奈 選手(余市紅志高2年)
・インターハイ2位の #長谷川芽依 選手(旭川東高2年)
・インターハイと高校選抜の両方で3位の #日野森琥珀 選手(余市紅志高3年)
・インターハイと高校選抜の両方で、表彰台まで僅差の5位だった #竹内千穂 選手(白馬高2年)

これらの選手達による表彰台争いともなることも、容易に想像出来ました。

9:20から始まった1本目

Bib.16 チホ選手

83.5メーター(95p)


Bib.18 ハナ選手

77.5メーター(81.5p)


Bib.19 メイ選手

83.5メーター(93.5p)


Bib.21 コハク選手

82メーター(92p)


Bib.22 キッカ選手

90メーター(104p)


Bib.23 柚月選手

96.5メーター(122p)

この頃は天候も安定していたため、テンポ良く進み、僅か15分で23名の飛躍が終了。

柚月選手とキッカ選手が、大差での1位2位で、
注目の表彰台争いは、3位チホ選手と4位メイ選手が1.5p差、5位コハク選手までも3p差での折り返しとなりました。

2本目

男子1本目終了10分後の10:30に、女子の2本目が始まりましたが、
何度も中断しながら、15分かけて7名が飛び終えたところで中断。

「機材トラブルで11:00から再開」との放送が有り、
その後も何度も伸びて、結局、2本目が再開されたのは12:00。

電光掲示板が表示されないまま競技が進行したので、システム系の障害かと思われました。

そんな中で、1本目6位のハナ選手

73メーター。


コハク選手

69.5メーター。


メイ選手

77メーター。


チホ選手は

76メーター。
メイ選手との1本目のポイント差が1.5pで、2本目の飛距離が1m差(2p)だったため、微妙でしたが、
依然として電光掲示板が表示されないため、どちらが上になったのか分からないまま、残りの2名。


キッカ選手

87メーター。この飛距離なら、2位以上は確保したでしょう。


柚月選手

スタートする前に
「以上で女子組の競技2本目を終了致します。」
と放送され、その後に
「あ!」
と気付いた声と、それに対して
「『あ!』じゃねーよ!」
って言ってる選手の声までもが収音されていますが、
その後に無事に飛んで、90.5メーター。

後に公表されたリザルトにより、
柚月選手1位、キッカ選手が2位で、3位はメイ選手。
チホ選手は4位となり、5位コハク選手、6位ハナ選手。

10位までの入賞は、
#藤元彩子 選手、ロウサ選手、#山﨑詩由衣 選手、#美ノ谷佳鈴 選手でした。



優勝の柚月選手

中学2年時のこの大会で3位となられて以降、高校3年間は3連覇となり、ジュニオリに出場された4回全てでのメダル🥉🥇🥇🥇獲得です。

私は、その4回全てを目の前で観させて貰え、感動を共有させて頂けました。


3位のメイ選手

地元のピヤシリで表彰台に上がれ、お母様もとても嬉しそうでした。


男子組

男子は36名。そのうち、中学生は18名です。

こちらは、今シーズン終盤の成績(成年と一緒の大会は少年組での順位)から

・国スポと宮様ノーマルを制し、雪メグ杯と高校選抜で2位の #三上託摩 選手(余市紅志高1年)
・雪メグ杯と高校選抜の覇者で、国スポと宮様ラージで2位の #岡部凛大郎 選手(下川商高1年)
・インターハイで優勝し、宮様ノーマル2位で、高校選抜では3位の #西田蓮太郎 選手(下川商高3年)
・6日前の宮様ラージで男子全体6位の高ポイントを出して優勝を果たし、宮様ノーマルでも3位の #森大耀 選手(札幌福井野中3年)

この、今シーズン少年組(高校生以下の階級)で優勝経験の有る4人の優勝争いとなることが濃厚で、
ここにさらに、

・雪メグ杯とインターハイと宮様ラージの3大会で表彰台(3位)に上がった #佐々木星語 選手(札幌日大高1年)
・全中王者で、国スポ3位の #姫野蒼大 選手(札幌前田中3年)

他にも、表彰台にはあと一歩で上がれていませんが、常に入賞圏内に居る #西澤希陸 選手(白馬高1年)や #髙橋劉成 選手(下川商高1年)らも加わり、シーズンの終わりに凄いメンバーが勢揃いした戦いとなりました。


1本目

Bib.55 リュウセイ選手

87メーター。103.5pで、ガッツポーズも出ました。


Bib.62 リク選手

87.5メーター(105p)。
リュウセイ選手を上回り、ここまでのトップです。


Bib.64 リンタロウ選手

87メーター(103.5p)。暫定2位タイ。


Bib.67 タクマ選手

92メーター(116p)。満足行くジャンプで、嬉しそうにガッツポーズ。
「風良い!」という声も収音されていますね。


Bib.68 レンタロウ選手

90メーター(111p)。タクマ選手に次ぐ暫定2位にランク。


Bib.69 タイヨウ選手は

90メーター(110p)。

1本目全員飛び終えて、タクマ選手がトップ。
5p差が付いた2位にレンタロウ選手が付き、
試技で98m飛んだタイヨウ選手はトップから6p差の3位。

4位にリク選手、5位にリンタロウ選手とリュウセイ選手が並び、
7位以下には、セイゴ選手、#糸氏琉人 選手、#杉山瑶太 選手、蒼大選手らが続きますが
6位と7位の間が9p以上離れているため、上位6名が大きなアドバンテージを持って2本目に挑むことになりました。

2本目



女子と同様、こちらも2本目は電光掲示板が作動していなかったため、当然ながら私も、順位が分からないまま観ておりました。

ですので、今回は、その時の私の心境をコメントで添えながら、ブログを書き進めることにします。


1本目8位タイの ヨウタ選手

86メーター。1本目のポイントも加味すると、おそらくここまでのトップです。


同じく1本目8位のリュート選手

80.5メーター。ヨウタ選手に抜かれましたかね。


1本目7位のセイゴ選手

82メーター。こちらも、ヨウタ選手に届かないかも。


リュウセイ選手

75.5メーター。おそらくまだ、ヨウタ選手が暫定1位でしょう。


リンタロウ選手

81メーター。1本目の貯金が有りますが、ヨウタ選手を上回ったかどうか。


リク選手

87.5メーター。これはヨウタ選手やリンタロウ選手を上回ったでしょう。


タイヨウ選手は

94.5メーター。メダルは確実。


次のレンタロウ選手は

81メーター。表彰台が微妙なところ。


そしてラストのタクマ選手は

決して良いとは言えない条件の中で、それでも85メーターまで伸ばして着地。

タイヨウ選手が優勝されたのは間違いなさそうですが、他の選手は自分が何位なのか全く分からないまま、リザルトが出るのを今か今かと待つこととなりました。


この間に大会本部で関係者の方から聞いた話によると、
「機材トラブル」と称していたのは、電光掲示板の表示上だけの問題ではなく、集計システム自体の障害だったようです。

そのため、結果の集計は、パソコンでEXCELを使って手作業でされたとのことで、本当にご苦労様でした。


そういった方々の多大な努力により、約30分後に公表されたリザルトは以下の通り。

タイヨウ選手、タクマ選手、リク選手が表彰台で、
4位以降の入賞は、レンタロウ選手、ヨウタ選手、リンタロウ選手、セイゴ選手、リュート選手、リュウセイ選手、蒼大選手です。



見事、宮様ラージに続いてジュニオリも制したタイヨウ選手と、お父様の #森敏 さん



動画をご覧になってもお分かり頂けたかもしれませんが、2本目は、撮影していた私から見ても「この状態で出すかな?」と思えるほど、後へ行くほど風雪が酷くなっていき、運不運にも左右された試合となりました。

とはいえ、そんな中でも、直近の大会で好成績だった実力者達が上位を占めており、熱い戦いを観させて頂けたと思います。


表彰式 男子組


1位 #森大耀 選手
2位 #三上託摩 選手
3位 #西澤希陸 選手



4位 #西田蓮太郎 選手
5位 #杉山瑶太 選手
6位 #岡部凛大郎 選手



7位 #佐々木星語 選手
8位 #糸氏琉人 選手
9位 #髙橋劉成 選手
10位 #姫野蒼大 選手



表彰式 女子組


1位 #佐藤柚月 選手
2位 #坂本李花 選手
3位 #長谷川芽依 選手



4位 #竹内千穂 選手
5位 #杉山瑶太 選手
6位 #岡部凛大郎 選手



7位 #藤元彩子 選手
8位 #菊池楼紗 選手
9位 #山﨑詩由衣 選手
10位 #美ノ谷佳鈴 選手



この大会は「全日本小・中学生選抜スキー大会」を兼ねているため、中学生の学年別男女別の表彰も執り行われました。
こちらは、6位までが入賞です。

表彰式 中学1年男子組


1位 #南雲蒼空 選手
2位 #芹川吏憂 選手
3位 #村山仁汰 選手



4位 #原田哲志 選手
5位 #深澤出帆 選手



表彰式 中学1年女子組


1位 #石﨑葵 選手



表彰式 中学2年男子組


1位 #峯村大雅 選手
2位 #竹田葵 選手
3位 #荻原健造 選手



4位 #菅原暁仁 選手 ※不在
5位 #金井嘉太朗 選手



表彰式 中学2年女子組


1位 #岡本萌 選手



表彰式 中学3年男子組


1位 #森大耀 選手
2位 #杉山瑶太 選手
3位 #姫野蒼大 選手



4位 #長谷川琉已 選手
5位 #平岡典 選手
6位 #工藤和 選手



表彰式 中学3年女子組


1位 #菊池楼紗 選手
2位 #久保田凛々子 選手
3位 #荻野璃子 選手
4位 #沢田珠慧莉 選手



表彰式後の柚月選手とタイヨウ選手

ファイターズマスコットのB・Bさんと一緒に記念撮影です。


表彰式が終わったのが14:30過ぎ。

先週の宮様ノーマルほどではありませんが、今日もジャンプ台に割と長い時間居て、中高生選手達が頑張っておられる姿を観させて頂くことが出来ましたし、このようにブログに纏めることが出来て嬉しく思います。


今大会に撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
JOCジュニオリ2025スペシャル 2025/03/08(土) 名寄ピヤシリシャンツェ – YouTube


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#skoki