第30回全日本サマーコンバ 2022/07/30(土) 朝日クロカンコース&朝日三望台シャンツェ

2022-2023シーズン

コンバインドのシーズン初観戦は、朝日のマススタート

7月終盤開催が恒例の全日本サマーコンバは、国内の大会では割と珍しいマススタートでの試合で、前半は、小学生はランニング、中学生以上はローラーでタイムを競います。



女子の部中村安寿選手、僅か0.4p差での逃げ切り優勝

各地から中学生が13名も参戦され、総勢18名での試合となりました。


前半ローラー

中村安寿選手が16分31秒9の1位でゴールされましたが、
葛西春香 選手&葛西優奈 選手の姉妹も5秒以内にゴール。
そのすぐ後に沢谷亜海 選手、荻野璃子 選手、菊池楼紗 選手が入り、6.6秒(1.8p)以内に6位までがゴールする大混戦で、後半のジャンプ次第で順位が決まるとも言えるような展開です。


後半ジャンプ

前半11位の竹内千穂 選手、54メーター

この時点のトップに立ちます。


前半9位の山崎詩由衣 選手、53メーター

チホ選手のポイントに届かず、暫定2位。


前半7位の池田葉月 選手、54メーター

暫定トップに立ちます。


ロウサ選手は、52メーター



リコ選手、35メーター



アミ選手、45メーター

ハヅキ選手が暫定1位のまま、残り3名。


ユウナ選手、58メーター

この時点のトップとなって、表彰台確定。


ハルカ選手、60.5メーター

暫定トップに立って、最後のアンジュ選手を待ちます。


アンジュ選手は、59メーターに着地。

前半のポイント差が殆ど無かったために微妙でしたが、飛型点で3.0p差を付けたアンジュ選手が上回り、僅か0.4p差での逃げ切り優勝となりました。


女子の部 公式成績表




少年の部&成年の部清水亜久里選手&成田絆選手に凱歌

前半ローラー

スタートシーン

マススタートなので、一瞬のうちに全選手が通過して行きます。


1周目終わり

No.105の湊祐介 選手がトップを引っ張ります。


2周目終わり

上位8名が縦一線となって、最終周へ向かいます。


ゴールシーン

祐介選手が17分21秒4で1位ゴール。

数秒後に、小山祐 選手、清水亜久里 選手、永井陽一 選手、千葉悠希 選手が続けざまにゴールした後で、成田絆 選手が少年組1位(男子全体6位)でゴール。

森恢晟 選手が少年組2位(男子全体7位)、山中規暉 選手が成年組6位(男子全体8位)、菊地正汰 選手が少年組3位(男子全体11位)に入りました。


後半ジャンプ(少年の部)

前半8位の山﨑叶太郎 選手、59メーター

ジャンプだけならトップのポイントで、後に飛ぶ7人を待ちます。


前半5位の馬場慎平 選手、54メーター

キョウタロウ選手に次ぐ暫定2位に。


前半4位の山川伶欧 選手、55.5メーター

キョウタロウ選手のポイントを上回り、トップで残り3名を待ちます。


ショウタ選手、48.5メーター。

暫定4位となって、入賞は確保。
レオ選手の表彰台が確定です。


カイセイ選手、54メーター

レオ選手のポイントを上回り、2位以上を確定。


アツシ選手、58メーター

飛び終えた時点で優勝確定。

2位が決まったカイセイ選手とのグータッチシーンが素晴らしく、今シーズンの今後のこの二人の戦いも楽しみになりました。

3位は、レオ選手
キョウタロウ選手&シンペイ選手&ショウタ選手が、4位~6位で入賞されました。


少年の部 公式成績表



後半ジャンプ(成年の部)

前半6位のモトキ選手が、57メーター

暫定トップに立って、残りの5人の結果待ちとなります。


悠希 選手、54メーター

モトキ選手に届かず、暫定2位。


陽一選手、53メーター

ここまでの3位。
モトキ選手トップのまま、残り3人です。


アグリ選手、61メーター

トップに立って、表彰台確定。


祐選手、53メーター

ここまでの4位に留まり、モトキ選手が嬉しい表彰台へ。


最後の裕介選手、60.5メーター

裕介選手は最終2位となり、アグリ選手の優勝が決定。

3位にモトキ選手、4位~6位に悠希選手と祐選手と陽一選手が入りました。


成年の部 公式成績表




小学生の部竹田葵選手、最長不倒で、前半3位から逆転V

各地から19名が集まった小学生の部。マススタートのランから開始です。

前半ラン

スタートシーン



中間地点

地元・士別の菅原秀和 選手がトップ。
青森・金木の岡本萌選手が続き、
新潟・妙高の竹田葵選手が3位を走る展開。

各地の、この年代の少年少女が競い合う姿を見られるのも、貴重な機会だと思います。


ゴールシーン

中間地点でトップだった秀和 選手が、そのまま逃げて1位ゴール。
メグム選手が2位に入り、アオイ選手が3位。
以下、グロースエッガー志文 選手、竹田健太郎 選手、野呂悠惺 選手が続きました。


後半ジャンプ

前半7位の姫野誠也 選手、31メーター

暫定トップに立って、後に飛ぶ6人を待ちます。


健太郎選手、30メーター

ここまでのトップに立って、残り4人です。


志文選手、33メーター

暫定トップになって、残り3人。


アオイ選手、38.5メーター

小学生の最長不倒ともなる大ジャンプ。
断然トップに立って表彰台を決め、残り2人です。


メグム選手、27メーター

ここまでの4位で、順位は下げましたが、入賞確定です。


最後の秀和選手。25メーター飛びましたがー

惜しくも着地を決められず、
アオイ選手の優勝が決定しました。


小学生の部 公式成績表




表彰式 小学生の部

1位 竹田葵 選手(妙高高原南小6年)
2位 グロースエッガー志文 選手(シュラドミングスキー中)
3位 竹田健太郎 選手(妙高高原南小4年)
4位 姫野誠也 選手(札幌前田中央小5年)
5位 岡本萌 選手(金木小6年)
6位 南雲蒼空 選手(塩沢小5年)


表彰式 女子の部

1位 中村安寿 選手(ショウワ)
2位 葛西春香 選手(早大1年)
3位 葛西優奈 選手(早大1年)
4位 池田葉月 選手(札幌日大高2年)
5位 竹内千穂 選手(木島平中3年)
6位 山崎詩由衣 選手(木島平中3年)


表彰式 少年の部

1位 成田絆 選手(花輪高2年)
2位 森恢晟 選手(東海大札幌高2年)
3位 山川伶欧 選手(新井高3年)
4位 山﨑叶太郎 選手(飯山高3年)
5位 馬場慎平 選手(新井高2年)
6位 菊地正汰 選手(花輪高3年)


表彰式 成年の部

1位 清水亜久里 選手(ユーグレナ)
2位 湊祐介 選手(イトイ産業)
3位 山中規暉 選手(東海大4年)
4位 千葉悠希 選手(日大3年)
5位 小山祐 選手(岐阜日野自動車)
6位 永井陽一 選手(八幡平市スキー連盟)



女子の部で竹内千穂 選手&山崎詩由衣 選手が中学生ながら5位6位に入られたのは見事でしたし、小学生の部で岡本萌 選手が5位(女子トップ)に入られたのも立派でした。

また、このシーズン限りでの引退が決まっていたモトキ選手が、中学生の時以来(by ご本人)となる表彰台(3位)に上がれ、試合後に祝福に行った際に一緒に喜べて嬉しかったです。

他の選手達も、暑い中、素晴らしい走りと飛躍を見せて頂け、今年もこの大会を観戦出来て良かったと思いました。


下記YouTubeチャンネルに、他選手のジャンプ動画も投稿しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第30回全日本サマーコンバ 2022/07/30(土) 朝日三望台シャンツェ – YouTube