第34回TVh杯 2023/01/28(土) 大倉山ジャンプ競技場

2022-2023シーズン

山元豪選手、142.5メータージャンプで快勝!

日本中に強烈な寒気団が襲ってきたこの週の土曜日。
マイナス6度前後で、降雪こそ無いものの、強風が吹き荒れる大倉山でのTVh杯となりました。

W杯遠征組は不在ですが、先週、アメリカ・レークプラシッドで開催されていたワールド・ユニバーシティ・ゲームズに出場されていた8選手も参戦され、エントリーは、女子組16名、男子組78名(うち、5人は棄権)。


女子組:小林諭果選手、貫禄の逃げ切りでTVh杯連覇

1本目

5番スタートの藤元彩子 選手が、121.5メーター!

大倉山で初めて120メーターを越えて、とっても嬉しそうです。


その後、そのポイントを越える選手がなかなか現れず、
最後の小林諭果 選手が、ようやく125メーター

1本目は、1位ユカ選手、2位サイコ選手となり、
以下、岩佐明香 選手、一戸くる実 選手と続きました。


2本目

4位で折り返したクルミ選手が、122メーター

満足行く飛躍で暫定1位となり、1本目トップ3のジャンプを待ちます。


まずは、ハルカ選手が、女子組最長不倒となる127メーター

表彰台確定。


そして、シニアの大会で初めて、後ろから2番目に飛んだサイコ選手は、111メーター

結果、サイコ選手はクルミ選手に3.0p届かず、
仲の良いお二人の壮絶な表彰台争いは先輩に軍配が上がりましたが、
笑顔で健闘を称えあうシーンが素晴らしかったですね。



そして最後のユカ選手が122メーター

貫禄の逃げ切り優勝で、昨年に続いてTVh杯連覇となりした。


優勝インタビューを待つ間のユカ選手



女子組 公式成績表





男子組:山元豪選手、大ジャンプで4位から逆転優勝!

1本目

上位数名が130m前後に着地する中、ウィンドファクタの加減点が大きく影響し、
128.5メーターを飛んだ伊藤将充 選手がトップ、
2位に132メーターの渡部弘晃 選手、
3位に130メーターの岩佐勇研 選手が続く展開となりました。

2本目

16位折り返しとなった竹花大松 選手が、138メーター

大ジャンプで後続の11人を抜いて、5位まで上がって来ました。


7位折り返しの山川太朗 選手も、127メーター

表彰台まで数ポイント差の4位に。


1本目6位だった原田侑武 選手、133メーター

4人抜いて最終2位。


5位折り返し(130.5m)の渡部陸太 選手は123.5メーター

もう少し飛びたかったようなジェスチャーもされてますが、順位は二つ上げて、最終3位。


そして、年初のHBC杯覇者でもあり、1本目に127.5メーターで4位だった山元豪 選手。
会場全体の度肝を抜く142.5メーター

後続の3人を抜いて逆転優勝です。


優勝決定直後の豪選手



男子組 公式成績表




表彰式 女子組

1位 小林諭果 選手(CHINTAI)
2位 岩佐明香 選手(大林組)
3位 一戸くる実 選手(CHINTAI)




表彰式 男子組

1位 山元豪 選手(ダイチ)
2位 原田侑武 選手(雪印メグミルク)
3位 渡部陸太 選手(東京美装)



4位 山川太朗 選手(東京美装)
5位 竹花大松 選手(土屋ホーム)
6位 渡部弘晃 選手(東京美装)





風の運不運も割と大きい方の大会でしたが、そんな中でも選手全員が懸命に戦ってくれたお陰で、素晴らしい大会となったと思います。

寒い中、お疲れ様でした。


下記YouTubeチャンネルに、今大会で撮影させて頂いた全動画を投稿しておりますので、宜しければこちらも併せてご視聴ください。
第34回TVh杯 2023/01/28(土) 大倉山ジャンプ競技場 – YouTube