第103回全日本ノーマル兼第20回NBS杯 2024/10/18(金) 白馬ジャンプ競技場

2024-2025シーズン

飯山&妙高&飯山の3連戦が終わった後、4日後に再び長野県へ。
金曜(ノーマル)と日曜(ラージ)にスケジュールされた全日本選手権の観戦です。

女子

39名が出場され、上位30名が2本目進出となります。

1本目

Bib.38 #伊藤有希 選手

90.5メーター


Bib.39 #髙梨沙羅 選手

91メーター


Bib.40 #丸山希 選手

88.5メーター

全員が1本目を飛び終えて、有希選手が110.8pでトップですが、
2位のサラ選手まで1.7p差、3位のノゾミ選手まででも3.6p差。

10p以上離れた4位以下には、#一戸くる実 選手、#中山和 選手、#勢藤優花 選手が付けています。



2本目

1本目7位の #櫻井梨子 選手が暫定トップに立って、残り6名。

ユウカ選手

81メーター


ナゴミ選手

81メーター


クルミ選手

76.5メーター。
ナゴミ選手の方が上に。


ノゾミ選手

82.5メーター


サラ選手

93.5メーター


そしてラストの有希選手

92.5メーター

サラ選手の方が2本とも遠くへ飛びましたが、飛型点で2+5.5=7.5p差が付いたこと等が影響して、有希選手の方が2本ともポイントで上回り、結局、7.8p差で有希選手が優勝。

3位にノゾミ選手、
4位以下には、ナゴミ選手、クルミ選手、ユウカ選手、梨子選手と続き、
コンバインドの葛西姉妹が相変わらず好調で8位と10位。

高校生でのトップは、9位の #佐藤柚月 選手でした。



男子

男子は前日の予選で50名に絞られ、韓国の3名を含む53名が出場。

1本目

12番ゲートから始まったこの試合は、
Bib.45の #竹花大松 選手が飛び終えた後でゲートが2段下がり、

Bib.46 #小林陵侑 選手

89.5メーターに着地。

その後、
Bib.47 #藤田慎之介 選手、84メーター
Bib.48 #小林潤志郎 選手、84メーター
Bib.49 #中村直幹 選手、85.4メーター
と、名だたる強豪たちが飛距離を伸ばせない中で、

Bib.50 #内藤智文 選手が

96.5メーター!


1本目最後に飛ばれたBib.53 #佐藤慧一 選手は

88.5メーター

全員飛び終えて、トモフミ選手が断然トップ。

12.6p離れた2位に陵侑選手、
その後は僅差で、ケイイチ選手、#二階堂蓮 選手、#葛西紀明 選手、#中村優斗 選手。

8人が本戦出場された高校生以下の中で、#三上託摩 選手が2本目進出です。



2本目

1本目7位のナオキ選手

88メーター

その後、優斗選手、紀明選手、蓮選手、ケイイチ選手の4人を抜いて、表彰台が確定します。


陵侑選手

91.5メーター


そしてラストのトモフミ選手は

93メーター。
陵侑選手とほぼ同じ条件の中で、2本ともポイントで上回る完勝でした。

2位陵侑選手、3位直幹選手、
4位~6位は、蓮選手、ケイイチ選手、優斗選手。

高校生で唯一2本目に進んだタクマ選手は29位でした。



優勝決定直後のトモフミ選手

今シーズンは、塩沢、白馬サマー、鹿角に続いて4勝目ですが、全日本フルメンバーが参戦された中での優勝は、特に価値が有ると思います。


表彰式 女子


1位 #伊藤有希 選手
2位 #髙梨沙羅 選手
3位 #丸山希 選手



4位 #中山和 選手
5位 #一戸くる実 選手
6位 #勢藤優花 選手



表彰式 男子


1位 #内藤智文 選手
2位 #小林陵侑 選手
3位 #中村直幹 選手



4位 #二階堂蓮 選手
5位 #佐藤慧一 選手
6位 #中村優斗 選手



現地に着いた頃は風が強くて心配しましたが、競技開始後は落ち着いてきて、スムーズに試合が進み、13時半に表彰式までが終わりました。

今シーズン初めて、スペシャルジャンプの全日本フルメンバーが揃った大会でしたが、そんな中でも結果を出せる選手が素晴らしく、今日も良い試合を見せて頂けたと思います。


今大会で撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第103回全日本ノーマル兼第20回NBS杯 – YouTube



#skijumping
#skoki