第32回飯山市サマー 2024/06/30(日) 市営飯山シャンツェ

2024-2025シーズン

6月末、もしくは、7月頭が恒例となってきた飯山市サマー。
今年も、6月最後の日の開催。

この大会は、小学生はスモールヒル、中学生以上はミディアムヒルで争われ、ミディアムヒルでの競技が終わった後で、スモールヒル競技が執り行われます。

小中学生が主体の大会ですが、高校生以上が参戦出来る「一般の部」も有り、今回は山形県や福岡県から参戦された選手も居らっしゃいました。

中学生女子の部

この階級は、長野、群馬、新潟の各県から、総勢8名がエントリー。

1本目は、

野沢温泉の #久保田凛々子 選手が55.5m飛んで断然トップに立ち、
白馬の #石崎葵 選手が40.5mで2位に付け、
草津の #市川栞 選手が36mで3位での折り返しとなりました。

リバーススタートの2本目

シオリ選手は1本目と同じ飛距離で順位を守り、
アオイ選手は1本目より伸ばして42mで暫定トップ。

そして、ラストのリリコ選手は、56.5m

他の選手に大差を付けて優勝決定です。



一般女子の部

エントリー9名中2名が棄権され、7名での争いとなりました。

1本目

飯山高の #坂本李花 選手が、60m飛んでトップ。
同じく飯山高の #山﨑詩由衣 選手が、57mで2位に付け、
白馬高の #竹内千穂 選手は58mながら、飛型点の差で3位。

2本目

チホ選手が58m飛んだ後で、ジュイ選手は51mに着地。

チホ選手が逆転で暫定1位となった状態で、
ラストのキッカ選手、58.5m

風の状態が良くない中ながら、K点近くまで持ってきてテレマークも決めたのは立派でした。


見事、2本ともトップで優勝を決めたキッカ選手。

昨シーズン終盤、富山でのインターハイを制し、名寄のJOCジュニオリでも銅メダルを獲得されましたが、シーズンオフを過ぎても好調を維持されているようで、今後も楽しみですね。


中学生男子の部

18名が出場されたこの階級。
長野県と新潟県が多いですが、岩手県、埼玉県、富山県からも1名ずつ参戦です。

1本目

野沢温泉の #杉山瑶太 選手と、妙高の #竹田葵 選手が、共に60.5mで、飛型点の差でアオイ選手(113.2p)がトップ、ヨウタ選手(112.2p)が2位での折り返し。

3位には飯山の #村山未来翔 選手(54.5m、96.8p)が付けてますが、
妙高の #近藤絆選手(54.5m、96.3p)、
菅平の #峯村大雅 選手(53.5m、93.9p)、
妙高の #野呂悠惺 選手(53m、92.7p)らとの差もほとんど無く、
優勝争いも表彰台争いも混沌としてきそうな展開となりました。

2本目

リバーススタートのため、上位6名の中で最初に飛んだユウセイ選手が、56.5m

続くタイガ選手(53.5m)、キズナ選手(53m)、ミキト選手(54m)の3名いずれもポイントを越えられず、ユウセイ選手が6位からの逆転で表彰台確定。


そして残る2名は、まずヨウタ選手が57.5m

2位以上は確定させて、ラストのアオイ選手へ。


そのアオイ選手は、58.5m

2本ともトップで完勝。

2位にヨウタ選手、3位にユウセイ選手。
4位~6位には、ミキト選手、キズナ選手、タイガ選手の順となりました。



2位のヨウタ選手

中学ラストシーズンの初戦は、優勝こそ逃しましたが、1本目にK点を越え、まずまずの結果でしょう。


優勝のアオイ選手と、6位入賞のタイガ選手

今シーズン3戦目で3勝目。1学年上のヨウタ選手との接戦も制して満足そうなアオイ選手。
左のタイガ選手も、戦い終わってホッとされた様子で、今後もこの二人の同学年対決に注目して行きたいですね。


一般男子の部

高校生以上の男子が集うこの階級は、各地の国立大学生13名も参戦されて、総勢26名が出場。

1本目は、

昨年もこの大会を制している #中村優斗 選手が、58mでトップ。
#栗田力樹 選手が、57mで1.9p差の2位に付け、
白馬出身の飯山高2年生 #糸氏琉人 選手が53mで3位に。

#小山祐 選手、#西澤希陸 選手、#竹田元 選手が4位~6位での折り返しとなりました。

2本目

1本目5位のリク選手が、2本目で祐選手を抜いて暫定1位となった状態で、トップ3の登場。

リュウト選手、56.5m

中学の後輩リク選手の上に立ち、表彰台も確保です。


次のリキ選手、この日の全選手中最長の62.5m



そしてラストのユウト選手は、61m

1本目の点差が1.9pしかなく、なおかつ飛距離も1m少なかったため微妙でしたが、2本目での点差が1.6pに留まり、最終的に僅か0.3p差でユウト選手の逃げ切り優勝。

リキ選手は2位、リュウト選手が3位。
リク選手、祐選手、ゲン選手が4位~6位でした。



小学生女子の部

エントリー17名のうち、1名だけ棄権となり、16名でのレース。

1本目

中野市高社の #岡柚子葉 選手が26.5mで今日もトップに立ち、
南魚沼の #木村六花 選手が24mで2位。
草津の #小林美禮 選手は23.5mで3位ですが、2位との差は3.0pです。

小学生は2本目もBib順で、
まず、リッカ選手が23m飛び、次のミレイ選手は24.5m。
2本目だけで4.0p差が付いた結果、総合ではミレイ選手が逆転。

また、1本目トップのユズハ選手は、2本目も26.5m

28.0pもの大差を付けて圧勝。

2位にミレイ選手、3位にリッカ選手。
4位~6位には、木島平の #山崎結惺 選手、中野市高社の #山田ここ莉 選手、米沢の #古山心暖 選手が入っています。



小学生男子の部

出場は27名。
今シーズン、既に、5月の小出や、2週間前の五日町でお見掛けした選手も多く、相変わらず元気に飛ばれる姿を見せてくれました。

1本目

妙高の #竹田健太郎 選手が30.5m。
その後に飛ばれた 草津の #花岡琉輝 選手(30m)や、
飯山の #小泉耀大 選手(26.5m)、
白馬の #中村琉聖 選手(29.5m)、
妙高の #野呂琉也 選手(29.5m)、
飯山の #斉藤祥真 選手(29m)らもK点近辺に着地しますが、
全員飛び終えた時点でケンタロウ選手がトップ。
6.0p離れた2位にリューヤ選手、そこからさらに1.0p差の3位にルイ選手が付ける展開です。

Bib順の2本目は、
まずはケンタロウ選手が1本目と同じ30.5m。

1本目の点差から見て、優勝をほぼ確実としました。

ルイ選手は30mまで伸ばし、次のリューヤ選手も30mでしたが、飛型点で1.0p差が付いた結果、この二人が同点の2位に。

ショウマ選手、ルキ選手、ヨウタ選手が4位~6位に入ってます。



表彰式 中学生女子の部


1位 #久保田凛々子 選手
2位 #石﨑葵 選手
3位 #市川栞 選手



4位 #大塚愛佳 選手
5位 #鈴木颯心 選手
6位 #北島彩羽 選手



表彰式 一般女子の部


1位 #坂本李花 選手
2位 #竹内千穂 選手
3位 #山﨑詩由衣 選手



表彰式 中学生男子の部


1位 #竹田葵 選手
2位 #杉山瑶太 選手
3位 #野呂悠惺 選手



4位 #村山未来翔 選手
5位 #近藤絆 選手
6位 #峯村大雅 選手



表彰式 一般男子の部


1位 #中村優斗 選手
2位 #栗田力樹 選手
3位 #糸氏琉人 選手



4位 #西澤希陸 選手
5位 #小山祐 選手
6位 #竹田元 選手



表彰式 小学生女子の部


1位 #岡柚子葉 選手
2位 #小林美禮 選手
3位 #木村六花 選手



4位 #山崎結惺 選手
5位 #山田ここ莉 選手
6位 #古山心暖 選手



7位 #竹田莉菜 選手
8位 #金井亜希保 選手
9位 #野呂芽衣奈 選手
10位 #目黒はぐ美 選手



表彰式 小学生男子の部


1位 #竹田健太郎 選手
2位 #野呂琉也 選手& #中村琉聖 選手


4位 #斉藤祥真 選手
5位 #花岡琉輝 選手
6位 #小泉耀大 選手




7位 #岡哉太 選手
8位 #長澤世羅 選手& #藤澤航大 選手
10位 #竹内満 選手



雨も心配されたこの大会でしたが、小学生が飛ばれている間に降雨が少し有っただけで、中断もほとんど無く、14時前に表彰式も無事に終わりました。

今年もまた、飯山市の関係各位によるご尽力のお陰で、素晴らしい大会となったと思います。
今回も観戦させて頂けて有難うございます。


今大会で撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第32回飯山市サマー 2024/06/30(日) 市営飯山シャンツェ – YouTube



#skijumping
#skoki