伊藤有希選手&二階堂蓮選手、シーズン4度目となる同時優勝
記録会が中止になった翌日の大会は、かなり風が強い日でしたが、無事に開催され、試合も成立しました。
女子組:伊藤有希選手、安定の2本を揃えて、シーズン7勝目
ラージヒルということもあって、この日のエントリーは18名。
そのため、予選(50人カット)も2本目カットも無く、全員が2本飛びます。
1本目
かなり強い向かい風が吹いていた中、18番ゲートからスタートしましたが、
10番の #丸山希 選手の所でゲートが4段下がり、121.5メーター
14番ゲートのまま後続選手も飛び、
15番スタートの #宮嶋林湖 選手は、117メーター
女子の最後18番スタートの #伊藤有希 選手、119.5メーター
女子1本目終了

飛距離はノゾミ選手の方が2メーター上回ったものの、飛型点とウィンドファクタの減点差が影響し、僅か0.3pで有希選手がトップ。
3位にリンゴ選手、4位〜6位には、#小林諭果 選手、#岩佐明香 選手、#久保田真知子 選手が続く展開での折り返しとなりました。
2本目
最初から14番ゲートでスタートし、
6位折り返しのマチコ選手、82メーター
ここまでのトップに立ち、6位以上が確定します。
次のハルカ選手、83.5メーター
順位をキープ。
ユカ選手、83.5メーター
暫定トップで、残り3人待ちです。
リンゴ選手、81メーター
表彰台確定。
ゲートそのままでノゾミ選手、107メーター
2位以上が確定。
そしてラストの有希選手も同じゲートから飛んで、115.5メーター
最終的には、安定したジャンプを2本揃えた有希選手の貫禄勝利。
2位にノゾミ選手、3位にリンゴ選手が入り、
1本目終了時点と全く同じ1位~6位となりました。
女子最終

高校生では、7位の #岩崎里胡 選手がトップ。
3人が出場された中学生の中では、11位の竹内千穂 選手が最上位でした。
女子組 公式成績


男子組:二階堂蓮選手、逆転で、シーズン4勝目
エントリーが69名。
実際にはそのうちの4名は棄権されましたが、いずれにせよ50名を超えているため、大会規定により男子だけは、この日の1本目の前に予選を実施。
高校生6名と中学生1名を含む50名が、本戦進出となりました。
1本目
#葛西紀明 選手が、132メーター
途中で2回浮き上がるような感じで飛距離を伸ばし、会場を沸かせてくれました。
#佐藤慧一 選手、127.5メーター
ノリアキ選手の次にランク。
#二階堂蓮 選手、127.5メーター
思ったよりも風が無かった方だったかと思いますが、ノリアキ選手と4.1p差の2位に付けました。
男子1本目終了

ノリアキ選手がトップに表示されたまま、男子全員の1本目が終了し、
蓮選手、ケイイチ選手が2位3位、
コンバインドの #渡部善斗 選手らがその後に続く展開での折り返しとなりました。
2本目
#竹花大松 選手、125.5メーター
暫定トップに立って、6位入賞確定です。
#渡部弘晃 選手、128メーター
ダイマツ選手の上へ。
そしてコンバインドのヨシト選手、116.5メーター
順位は下げましたが、ここまでの3位となり、6位入賞は確定です。
#佐藤慧一 選手、115.5メーター
ヒロアキ選手とダイマツ選手のポイントに届かず、ここまでの3位。
蓮選手、130メーター
トップに立ち、ラストのノリアキ選手のジャンプを待ちます。
そしてノリアキ選手、119メーターに着地。
蓮選手とヒロアキ選手には抜かれたものの、3位表彰台は確保しました。
男子最終

これで、蓮選手は、朝日全日本サマー、チャレンジカップ大倉山、塩沢に続いて、早くも今シーズン4勝目。その4勝全てが、下川商高先輩の有希選手との同時優勝となりました。
予選を通過した高校生6名のうちの最上位は、32位の #杉山律太 選手で、
中学生で唯一、予選を突破した #西澤希陸 選手は、47位でした。
男子組 公式成績表




表彰式 女子組
1位 #伊藤有希 選手(土屋ホーム)
2位 #丸山希 選手(北野建設)
3位 #宮嶋林湖 選手(松本大1年)
表彰式 男子組
1位 #二階堂蓮 選手(日本ビール)
2位 #渡部弘晃 選手(東京美装)
3位 #葛西紀明 選手(土屋ホーム)
4位 #竹花大松 選手(土屋ホーム)
5位 #佐藤慧一 選手(雪印メグミルク)
6位 #渡部善斗 選手(北野建設)
コンピュータートラブルで中止となった日の翌日ということで、風よりもそちらを心配しながらの観戦でしたが、無事に試合が成立して何よりでした。
下記YouTubeチャンネルに、他選手のジャンプ動画も投稿しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
2022白馬サマー 2022/09/11(日) 白馬ジャンプ競技場 – YouTube
#skijumping
#skoki