蔵王での国スポが終わると、札幌ではジャンプ大会が目白押しとなり、
2/27(火)カツゲンカップ
2/28(水)札幌五輪記念⇒2/29(木)延期
3/01(金)宮様ノーマル
3/02(土)宮様コンバインド
3/03(日)宮様ラージ
3/05(火)伊藤杯コンバインド
3/06(水)全日本コンバインド
と、それこそ全部、現地で観戦したいぐらいですが、8日間以上続けて札幌に滞在しないと難しい日程の中、近年は宮様3連戦だけを観ることが多くなっています。
そんなわけで、今年も、無事、宮様の3試合だけは観れることとなり、2/29の木曜日(つまり、「やまがた国スポ」から帰って4日後)に渡道し、3/01(金)朝から宮の森にやって来ました。
この日は、9時からコンバインドの公式練習とPCRが実施され、その後、11時頃からスペシャルジャンプの試技が入って、公式には「12時から1本目の競技開始」だったのですが、PCRが終わった後に開催されたTCMにて「11時から試技無し」となりました。
女子組
36名がエントリーされて、34名が出場。女子も1本目の上位30名が2本目に進めます。
1本目
Bib.13 #葛西春香 選手、98.5メーター
Bib.35 #櫻井梨子 選手、86メーター
Bib.36 #小林諭果 選手91メーター
1本目は、春香選手が、断然トップ。
ユカ選手、梨子選手と続き、
4位~6位には、#葛西優奈 選手、#重田風 選手、#齋藤優 選手が続く展開です、
2本目
1本目16位の #宮嶋林湖 選手が92m飛び、後続の9人が飛んでもまだ暫定トップに立っている状態で、残り6名。
優選手、87.5メーター
フウ選手、87.5メーター
優奈選手、94メーター
梨子選手、95メーター
ユカ選手、81メーター
そして、ラストの春香選手、95.5メーター
2本ともトップでの圧勝。
2位に梨子選手、3位にユカ選手。
4位に優奈選手、5位が優選手、6位がフウ選手となりました。
少年組&成年組
少年組は25名、成年組は38名が実際に出場。
少年組は30人に満たないため全員、成年組は上位30名だけが2本目に進出できます。
1本目
#渡部陸太 選手、91.5メーター
#鈴木翔 選手、94.5メーター
#池田龍生 選手、91.5メーター
1本目男子全員が飛び終えた結果、成年組は、スズショー選手がトップ。
龍生選手、リクタ選手が続き、
#栗田力樹 選手、#工藤漱太 選手、#清水礼留飛 選手が4位~6位です。
少年組は、 #佐々木星語 選手がトップで、2位に #杉山律太 選手、3位に #三上託摩 選手。
国スポ少年男子でも2位~4位に入った3選手が、この日も上位で折り返し。
4位~6位には #西田蓮太郎 選手 #髙橋劉成 選手 #岡部凛大郎 選手が付けています。
2本目
リンタロウ選手、83.5メーター
良いジャンプで、中学生がまず一人、入賞を決めました。
岩瀬孝文の View Point ⑩ 岡部凛大郎(江別第三中)『魅惑のワイドスタンス』
次のリュウセイ選手も、78.5メーター
順位を一つ下げましたが、入賞は確定。
タクマ選手、97.5メーター
2名を残して少年組の暫定トップ。相性の良い宮の森で、表彰台確定です。
リツタ選手、95メーター
3週間前の富山インターハイで優勝を決めた時と同じような絶叫とガッツポーズ!。
その勢いのまま、前に飛ばれたテストジャンパー #荻原健造 選手とハイタッチ。
少年組ここまでのトップに立ちます。
セイゴ選手は、81メーター
リツタ選手とタクマ選手に抜かれはしましたが、表彰台は確保。
少年組はリツタ選手が逆転優勝。
タクマ選手が2位で、セイゴ選手が3位。
4位のレンタロウ選手を挟み、5位と6位も中学3年生のリンタロウ選手とリュウセイ選手。
ここ最近の、高校生以下で争う試合と同様に、4人もの中学生が上位に食い込む結果となりました。
優勝のリツタ選手。
インターハイ制覇に続いて、この日は宮様の金メダルをゲット。
国スポで敗れた中学生2名(セイゴ選手&タクマ選手)に、この日は雪辱しました。
高校生と一緒の階級での試合で、見事、6位以内の入賞に食い込んだ中学3年生4人衆。
左から、3位セイゴ選手、6位リュウセイ選手、2位タクマ選手、5位リンタロウ選手。
小学5,6年生頃から、ジュニアの大会で何度も何度も観させて貰ってきた4名ですが、来シーズン以降、高校生になられてからも、ライバル対決を見せて欲しいですね。
成年組1本目16位の #小林龍尚 選手、97メーター
まるで優勝でも決めたかのような狂喜乱舞しながらのガッツポーズ連連発。
暫定トップに立ち、この後、5人を抜きます。
1本目10位の #藤田慎之介 選手、90メーター
タツナオ選手の上にランク。
1本目7位の #佐藤幸椰 選手、98メーター
断然トップ。ユキヤ選手、慎之介選手、タツナオ選手の順となって、残り6名です。
レルヒ選手、92.5メーター
ユキヤ選手と慎之介選手の間、暫定2位に。
漱太選手、91メーター
ユキヤに次ぐ2位。
リクタ選手、87メーター
暫定2位。ユキヤ選手の表彰台が確定。
龍生選手、84.5メーター
暫定4位。リクタ選手も表彰台が決まり、ユキヤ選手は6人も抜いて2位以上確定。
そしてラストのスズショー選手、92メーター
2.4p上回り、スズショー選手の逃げ切り優勝。
2位にユキヤ選手、3位にリクタ選手。
漱太選手&龍生選手&レルヒ選手の雪印勢が4位~6位。
慎之介選手とタツナオ選手は、共に2本目で大きく順位を上げましたが、惜しくも入賞に届かず7位と8位でした。
表彰式 女子組
1位 #葛西春香 選手(早大2年)
2位 #櫻井梨子 選手(あいおいニッセイ)
3位 #小林諭果 選手(CHINTAI)
4位 #葛西優奈 選手(早大2年)
5位 #齋藤優 選手(下川商高3年)
6位 #重田風 選手(法大4年)
表彰式 少年組
1位 #杉山律太 選手(下川商高3年)
2位 #三上託摩 選手(積丹美国中3年)
3位 #佐々木星語 選手(札幌日大中3年)
4位 #西田蓮太郎 選手(下川商高2年)
5位 #岡部凛大郎 選手(江別三中3年)
6位 #髙橋劉成 選手(札幌伏見中3年)
表彰式 成年組
1位 #鈴木翔 選手(札幌手稲スキー協会)
2位 #佐藤幸椰 選手(雪印メグミルク)
3位 #渡部陸太 選手(東京美装)
4位 #工藤漱太 選手(雪印メグミルク)
5位 #池田龍生 選手(雪印メグミルク)
6位 #清水礼留飛 選手(雪印メグミルク)
全選手が飛び終えたのが14:15で、表彰式が終わったのが14:45。
不安定な天候の中、11時から試技無しとなったことで、これ以上遅くならなかったことは良かったのですが、少し気になったことが。
当初は「11時から競技開始(試技、1本目、2本目)、円山公園駅からのバスは11:30発の1本のみ」と公表されていたため、一般用の駐車場が用意されていない宮の森に観に来ようと思った方々は、当然、その11:30発のバスに乗って行こうとされていたわけですが、試技無しと決まったことで、1本目開始に間に合わなくなりました。
私は、コンバインドの公式練習とPCRも観るという目的が有って、9時前から現地に居たために実害は有りませんでしたが、10:30頃に私が「11時から試技無し」をINSTAGRAMストーリーに公開したら、それを見て驚いてタクシーで駆けつけて来られた方(選手の親御さん等)が何人かいらっしゃいました。
試技をやらずに1本目から始めることは良く有ることで、天候に左右されて仕方無い面も有るのですが、予定より早く本戦を始めるというのは混乱も招きますし、このような事例が観客放れに繋がらなければ良いのだがなとも思いました。
この試合で撮らせて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご覧ください。
第95回宮様ノーマル 2024/03/01(金) 宮の森ジャンプ競技場 – YouTube
#skijumping
#skoki