第30回オータムジャンプ 2023/09/24(日) 富山県営ジャンプ場

2023-2024シーズン


朝日ジュニア2連戦の翌週末は、白馬(コンバインド記録会)や札幌荒井山(年団杯)でも大会が開催され、どれに行こうか悩みましたが、諸般の事情とも考え合わせた結果、この大会を観させて頂くことになりました。

会場は、立山山麓の極楽坂スキー場に併設する富山県営ジャンプ台。K点=50m、ヒルサイズ=54mのミディアムヒルで、2020年の富山国体で使われたノーマルヒル台(通称:立山シャンツェ)のすぐ隣に有ります。

他の大会と日程が被ったにもかかわらず、近隣県から38名(ビギナーの部を含めれば46名)もの選手達が出場してくれました。

小学生女子:岡柚子葉選手、五日町や飯山に続いて富山でも連覇

この階級には、長野県と新潟県から、8名の選手が参戦。

1本目

#岡柚子葉 選手が37.5mでトップに立ち、
#石崎葵 選手が33.5mで2位、
#鈴木颯心 選手が30mで3位に付ける展開です。

2本目

サツミ選手、34メーター



アオイ選手、33メーター



ユズハ選手、40メーター

2本ともトップで、ユズハ選手が昨年に続いて連覇。
私は過去に何度もこの選手の優勝を観させて貰ってきましたが、今後も順調に成長して、強い選手になって欲しいと思いますね。


小学生男子:南雲蒼空選手、ヒルサイズジャンプで優勝決定

長野県から10名、新潟県から4名の、総勢14名が参戦してくれたこの階級。
五日町や飯山などの大会で、何度も凌ぎを削って来られた選手達が、富山にも集結してくれました。

1本目

#南雲蒼空 選手が52mでトップ。
#野呂悠惺 選手は52.5mながら、ポイントでは0.1差の2位となり、
50m飛んだ#竹田健太郎 選手が3位。
以下、#村山仁汰 選手、#野呂琉也 選手、#中村琉聖 選手が4位以下に続いています。

2本目

ルイ選手、44メーター

ここまでのトップ。


リューヤ選手、49.5メーター

暫定1位に立ち、ルイ選手が2位。


ジンタ選手、46メーター

リューヤ選手の得点に届かず、暫定2位となって、残り3名です。


ケンタロウ選手、52.5メーター

リューヤ選手を上回って、表彰台確定。


ユウセイ選手、52メーター

ケンタロウ選手に迫られましたが、1本目の点差が効いて暫定1位。


そして1本目に飛距離は2位ながらトップに立ち、小学生のラストに飛んだソラ選手、ちょうどヒルサイズの54メーターまで伸ばし、優勝確信の大ガッツポーズ!

見事、今年の富山オータムを制しました。




中学生女子:荻野璃子選手、女子最長の42mを2本揃えての優勝

新潟と長野から2名ずつの、総勢4名が出場。

1本目

#荻野璃子 選手が42mでトップ、
#大塚愛佳 選手が30mで2位、
#岸本璃子 選手と#村本純音選手は共に23mの同点での折り返しとなりました。

2本目

スミネ選手、22メーター



岸本リコ選手も22メーター



アイカ選手、32メーター

暫定1位で表彰台確定。


荻野リコ選手、42メーター

優勝決定と同時に、この飛距離が女子の最長不倒となって、篠村賞受賞も決まりました。



中学生男子:西澤希陸選手、貫禄のジャンプでオータム連覇

長野、新潟、群馬の近隣各県に加え、地元・富山の1名を加え、総勢9名の参戦。

1本目

#西澤希陸 選手は52mでトップに立ち、
#平岡典 選手(45.5m)と #村山未来翔 選手(45m)が僅差で続き、
4位~6位には、#西方淳人 選手、#井上元気 選手、#眞正浄 選手が付く展開です。

2本目

ジョウ選手、38メーター



ゲンキ選手、37.5メーター



アツト選手、43.5メーター



テン選手、46.5メーター

表彰台確定。


ミキト選手、44.5メーター

テン選手のポイントに僅かに届かず、ミキト選手は暫定2位で表彰台確定。


最後のリク選手、50.5メーター

昨年に続いて、リク選手の貫禄優勝です。



一般男子:越原祥栄選手、2本ともトップで快勝

この階級は、3名が出場。

1本目

#越原祥栄 選手が45.5mでトップに立ち、
#椙本信太郎 選手が45mで2位、#小川顕 選手は44mと、
3名が僅差となって2本目へ進みます。

2本目

ケン選手、41メーター



信太郎選手、42.5メーターまで伸ばしますが、惜しくも転倒。



ラストジャンパーのヨシヒデ選手、49.5メーター

優勝決定。
ケン選手が2位、信太郎選手が3位です。



ビギナーの部

特設ジャンプ台を使用しての「ビギナーの部」が行われ、8名の方の参加が有りました。
この階級は、順位は設定せず、各選手の飛距離のみが発表されています。





表彰式 小学生女子


1位 岡柚子葉 選手(高社小)
2位 石崎葵 選手(白馬村SC)
3位 鈴木颯心 選手 (菅平小)
4位 北島彩羽 選手(菅平小)
5位 竹村美潤選手(菅平小)
6位 山崎結惺選手(木島平小)



表彰式 小学生男子


1位 南雲蒼空 選手(南魚沼JC)
2位 野呂悠惺 選手(妙高高原小)
3位 竹田健太郎 選手(妙高高原小)の代理
4位 野呂琉也 選手(妙高高原小)
5位 村山仁汰 選手(飯山秋津小)
6位 中村琉聖 選手(白馬村SC)



表彰式 中学生女子


1位 荻野璃子 選手(小千谷中)
2位 大塚愛佳 選手(菅平中)
3位 村本純音 選手(飯山城北)
4位 岸本璃子 選手(妙高高原中)



表彰式 中学生男子


1位 西澤希陸 選手(白馬中)
2位 平岡典 選手(白馬中)
3位 村山未来翔 選手(飯山城南中)
4位 西方淳人 選手(野沢温泉中)
5位 井上元気 選手(まつのやま学園中)
6位 眞正浄 選手(上滝中)



表彰式 一般男子


1位 越原祥栄 選手(石川県スキー連盟)
2位 小川顕 選手(FIT SKI)
3位 椙本信太郎 選手(泉建設)



表彰式 最上(もがみ)賞&篠村賞


最上賞 南雲蒼空 選手(男子の最長不倒54m)
篠村賞 荻野璃子 選手(女子の最長不倒42m)



小学生男子の優勝と共に、最上賞も獲得されたソラ選手。
お父様の#南雲俊幸 さんと一緒に、満足そうな表情です。



なお、この大会は、富山県スキー連盟関係の約60名の方々によって運営されていましたが、その中に、#山元一馬 さん(右)と#山元令壱 さん(左)がいらっしゃいました。


お二人とも数年前に現役選手を引退され、それ以降もSNS等で連絡は頂けていましたが、お会いする機会は無かっただけに、久しぶりにお目にかかれて嬉しかったですね。



今年も富山での大会を観戦させて頂けて有難うございました。


下記YouTubeチャンネルに、今大会で撮影させて頂いた全動画を公開しておりますので、宜しければそちらも併せてご覧になってください。
第30回オータムジャンプ 2023/09/24(日) 富山県営ジャンプ場 – YouTube




#skijumping
#skoki