夏の名寄は、伊藤有希選手と岩佐勇研選手に凱歌
例年、ノーマルヒルで開催される初戦が、夏の名寄でのサンピラー国体記念。
中学生からシニアまで、多くの選手が集まる大会で、私の夏の楽しみの一つでも有ります。
女子組:伊藤有希選手、二日前の朝日に続き、今シーズン国内戦2勝目
この日の女子は、中学生11名、高校生10名を含む、総勢32名もの選手がピヤシリに集結。
1本目
77.5m飛んだ伊藤有希 選手がトップ。
70mの久保田真知子 選手、68.5mの中山和 選手が2位3位。
以下、佐藤柚月 選手、五十嵐彩佳 選手、前日の全日本サマーコンバ覇者の中村安寿 選手が続く展開での折り返しとなりました。
2本目
1本目8位の岩崎里胡 選手が、70メーター
トップに立って、後続の選手を待ちます。
アンジュ選手、67.5メーター
リコ選手のポイントに届かず、この時点の2位。
アヤカ選手、71.5メーター
暫定トップとなって、5位以上が確定。
ユヅキ選手、65.5メーター
この時点の5位。
ナゴミ選手、69メーター
暫定トップに立って、表彰台確保。
マチコ選手、74メーター
2位以上確定。
ラストの有希選手、K点越えの92.5メーター
最終的に、W杯遠征組で唯一出場の有希選手が貫禄優勝。
大学生のマチコ選手が2位に入り、高校生のナゴミ選手が3位。
中学生のトップは、16位の竹内千穂 選手でした。
女子組 公式成績表
男子組:岩佐勇研選手、逆転で今シーズン初V
男子は、中学生16名、高校生28名、シニア44名が出場。
少年組の設定は無く、全88名で順位を競います。
1本目
一昨日の全日本サマー少年組優勝の高校2年生:坂野旭飛 選手が88mで1位折り返しとなり、
岩佐勇研 選手と馬淵源 選手が共に87.5mで2位、
渡部弘晃 選手、佐藤幸椰 選手、二階堂蓮 選手が4位~6位に続く展開。
上位30名だけが進める2本目には、高校生が5人入り、
中学生の最高は34位の西澤希陸 選手でした。
2本目
1本目12位の安澤翔一 選手が、85.5メーター
暫定1位となって、1本目の順位以上を確保。
1本目11位の池田龍生 選手、K点を越えて90.5メーター
素晴らしいジャンプで、総合210p。
満足そうな表情も見せてくれており、暫定1位に立って、後の10人を待ちます。
1本目10位の山川太朗 選手、88メーター
リュウセイ選手には抜かれたものの、暫定2位。
1本目8位の竹内択 選手、87メーター
リュウセイ選手とタロウ選手の間に入って、ここまでの2位。
蓮選手、84m
タロウ選手に届かず、暫定4位。
ユキヤ選手、86.5メーター
リュウセイ選手と同点での暫定トップとなって、残り4人です。
ヒロアキ選手、89メーター
トップに立って、残り3名。
ミナト選手、85メーター
ユキヤ選手&リュウセイ選手に及ばず、現在4位。
ユウケン選手、89メーター
2本ともK点に届かなかったものの、安定したジャンプを揃えて暫定トップ。
2位以上を確定して、ラストジャンパーを待ちます。
そして高校生ながらラストジャンパーとなったアサヒ選手、85.5メーター
最終順位は3位。
優勝のチャンスこそ逃しましたが、言うまでもなく高校生以下ではトップのポイントで、成年と一緒の試合での3位表彰台は立派でした。
1位と2位は東京美装のワンツーとなり、
ユキヤ選手とリュウセイ選手が4位タイ、
ミナト選手が6位に入りました。
男子組 公式成績表
表彰式 女子組
1位 伊藤有希(土屋ホーム)
2位 久保田真知子(早大2年)
3位 中山和(下川商高3年)
4位 五十嵐彩佳(ガスワン)
5位 岩崎里胡(下川商高2年)
6位 中村安寿(ショウワ)
7位 日野森琥珀(余市紅志高1年)
8位 佐藤柚月(札幌日大高1年)
9位 池田光希(早大1年)
10位 鴨田鮎華(イトイ産業)
表彰式 男子組
1位 岩佐勇研(東京美装)
2位 渡部弘晃(東京美装)
3位 坂野旭飛(下川商高2年)
4位 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
4位 池田龍生(慶大4年)
6位 馬淵源(富士フィルムBI秋田)
7位 竹内択(team taku)
8位 山川太朗(東京美装)
9位 二階堂蓮(日本ビール)
10位 安澤翔一(名寄JC)
なお、この試合で男子の最長不倒賞を獲得されたのが、2本目に90.5mを飛んだリュウセイ選手です。
1本目11位から大きくジャンプアップし、表彰台まであと1.5pの4位に入賞されました。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
下記YouTubeチャンネルに、この大会で撮らせて頂いた全動画を投稿しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第19回サンピラー国体記念 2022/07/31(日) 名寄ピヤシリシャンツェ – YouTube