第35回UHB杯 2022/10/29(土) 大倉山ジャンプ競技場

2022-2023シーズン

中村直幹選手、UHB杯初制覇!

前週の白馬の全日本選手権に続き、この日のUHB杯にも、スペシャルジャンプの一線級メンバーが集結。

女子は24名、男子は58名がエントリーされました。


女子組:髙梨沙羅選手、UHB杯2連覇

1本目

この日は14番スタートとなった髙梨沙羅 選手が、127メーター

ここまでのトップに立ちます。


所謂「沙羅ゲート」で、なおかつ、向かい風も少ない状況に、飛距離を伸ばせない選手が多い中、
23番の小林諭果 選手が、107メーター

この時点で、サラ選手に次ぐ2位にランク。


24番の伊藤有希 選手が、108メーター

1本目は、
サラ選手がトップに立ち、2位に有希選手、3位にユカ選手。
以下、宮嶋林湖 選手、一戸くる実 選手、佐藤柚月 選手が4位~6位に付けました。



2本目

7位折り返しの岩崎里胡 選手が、103.5メーター

その後の3人を抜いて、暫定トップのまま、残り3人へ。


ユカ選手は、108.5メーター

この時点でトップに立って、表彰台確定。


有希選手は、この日の女子最長不倒となる134メーター

リーダーボードで、最後に飛ぶサラ選手を待ちます。


1本目のアドバンデージが30p近く有ったサラ選手は、ゲートを2段下げて飛んで、123メーター

逃げ切り優勝が決定。
前週の全日本ノーマル&ラージから、国内3連勝です。



女子組 公式成績表




男子組:中村直幹選手、UHB杯で初優勝

1本目

30番目に飛んだ中村直幹 選手が、14番ゲートから136メーター

ここまでのトップに立ちます。


その後、ゲートが下がり、12番ゲートから飛んだ竹花大松 選手が129メーター




そして、53番目の清水礼留飛 選手が137メーター

またゲートが2段下に。


今シーズンの国内戦でここまで5勝を挙げ、この日も最後のスタート順となった二階堂蓮 選手は、10番ゲートから飛んで127メーター


1本目は、
ナオキ選手がトップ、レルヒ選手が2位、ダイマツ選手が3位。
4位と5位に佐藤幸椰 選手と栃本翔平 選手が付け、
蓮選手は6位での折り返しとなりました。

なお、小林陵侑 選手もエントリーされてましたが、同日開催のファッションイベント「札幌コレクション2022」の方に行かれたようで、この試合は棄権されてます。(テレビでは「調整のための欠場」と放送されていました。)


2本目

蓮選手が圧巻のジャンプで、131.5メーター

リーダーボードで残り5人を待ちます。


後ろから3番目に飛んだ大松選手。表彰台を狙って飛んだ2本目は、122.5メーターに着地。

蓮選手のポイントに届かず、惜しくも表彰台は逃しましたが、見事な4位です。


レルヒ選手は、126メーター

蓮選手には抜かれたものの、飛び終えた時点で表彰台確定し、最終3位。


そして最後のナオキ選手、131.5メーター

2本ともトップの圧勝でした。


男子組 最終



男子組 公式成績表




表彰式 女子組



1位 髙梨沙羅 選手(クラレ)



2位 伊藤有希 選手(土屋ホーム)



3位 小林諭果 選手(CHINTAI)




表彰式 男子組



1位 中村直幹 選手(Flying LaboratorySC)



2位 二階堂蓮 選手(日本ビール)



3位 清水礼留飛 選手(雪印メグミルク)



4位 竹花大松 選手(土屋ホーム)



5位 岩佐勇研 選手(東京美装)



6位 佐藤慧一 選手(雪印メグミルク)



最長不倒賞
髙梨沙羅 選手(クラレ)
中村直幹 選手(Flying LaboratorySC)



この日も、風の影響が大きい方の大会でしたが、そんな中でも上位を占めた選手達が、やはり実力者だと思いましたね。



下記YouTubeチャンネルに、今大会で撮影させて頂いた全動画を投稿しておりますので、宜しければこちらも併せてご視聴ください。
第35回UHB杯 2022/10/29(土) 大倉山ジャンプ競技場 – YouTube