7月の終盤は、士別市朝日にて、
7/23(水)に、第27回ジュニアサマージャンプ朝日大会
と、第9回 クラレ髙梨沙羅カップジュニアサマージャンプ朝日大会
7/24(木)に、第43回 サマージャンプ朝日大会
7/25(金)に、第32回 サマーコンバインド朝日大会
を開催して頂けましたが、
いずれも平日ど真ん中のため、さすがに観戦に行けず、
夏シーズン最初は、所謂「夏の名寄」のサンピラー国体記念となりました。

女子組
38名のうち2名は残念ながら棄権されますが、女子も上位30人が2本目に進出できます。
1本目
Bib.9 #宮嶋林湖 選手が、82m(92p)
Bib.10 #葛西優奈 選手が、84m(96p)
Bib.12 #一戸くる実 選手、89.5m(108.5p)
Bib.34 #中山和 選手、84m(95p)
Bib.37 #佐藤柚月 選手、90.5m(109.5p)
Bib.38 #伊藤有希 選手、88m(107p)
全員が1本目を飛び終えて、柚月選手がトップですが、
1p差の2位にクルミ選手、2.5p差の3位に有希選手。
その後は、10p以上の差が付いて、優奈選手、ナゴミ選手、リンゴ選手。
7位以降には、#葛西春香 選手、#海沼優月 選手、#櫻井梨子 選手、#齋藤優 選手と続いています。
2本目

1本目6位のリンゴ選手は73mに降り、
この時点では春香選手が暫定1位で、梨子選手が暫定2位。
次のナゴミ選手も74mで、暫定3位に。
優奈選手は83.5mに着地して、暫定1位。
春香選手2位、梨子選手3位となって、ラスト3名です。
まず、有希選手
1本目と同じ、88メーター。表彰台は確定。
次のクルミ選手は
93.5メーター。
先に飛び終えた有希選手に祝福され、とても嬉しそうです。
そして、1本目に一人だけK点を超えて、トップで折り返した柚月選手は
90メーター。
飛距離合計の2.5m差がそのまま反映されて、5p差でクルミ選手の逆転優勝決定。
2位に柚月選手。3位に有希選手。
コンバインドの葛西姉妹が安定した強さで4位5位に入り、梨子選手が6位。
16名が出場された高校生の中でのトップは、昨シーズン中にコンバインドのW杯メンバーに定着した #海沼優月 選手で、最終7位。
中学生で唯一人出場された #安立寿音 選手は、2本目に進んで23位と健闘されました。


優勝が決まって、満面の笑顔のクルミ選手。

優勝こそ逃したものの、一昨日の朝日サマーに続いて、この日も堂々2位の柚月選手。

男子組
出場されたのは67名で、そのうち、高校生が23名で、中学生が5名。
成年選手が39名もいる中で、上位30位に入らないと2本目に進めないということで、高校生以下の選手にとっては、まずは、2本目に進むことが一つの目標ともなります。
1本目
Bib.66 #佐藤幸椰 選手、95m(123p)
Bib.77 #佐藤慧一 選手、93m(119.5p)
Bib.78 #小林朔太郎 選手、93m(119p)
Bib.100 #竹花大松 選手、89.5m(111p)
Bib.106 #葛西紀明 選手、91.5m(115.5p)
Bib.113 #内藤智文 選手、91m(113.5p)
Bib.115 #小林龍尚 選手、89.5m(111p)
全員飛び終え、ユキヤ選手がトップ。
3.5p差でケイイチ選手、そこから0.5p差で朔太郎選手。
以下、紀明選手、トモフミ選手と続き、ダイマツ選手とタツナオ選手が6位タイ。
高校生は、下記の8名が30位以内に入って、2本目進出。
Bib.107 #三上託摩 選手(余市紅志高2年) 85.5m(101p)
Bib.96 #森大耀 選手(東海大札幌高1年) 83.5m(96p)
Bib.59 #岡部凛大郎 選手(下川商高2年) 82.5m(93p)
Bib.92 #布施飛雄真 選手(日大山形高3年) 81m(90p)
Bib.93 #姫野蒼大 選手(札幌日大高1年) 80m(88p)
Bib.62 #髙橋劉成 選手(下川商高2年) 76m(80p)
Bib.91 #杉山瑶太 選手(下川商高1年) 76m(77p)
Bib.90 #西澤希陸 選手(白馬高2年) 74.5m(74.5p)
昨シーズン中に、このブログに何度も何度も登場させて頂いた名前がズラリと並んでおり、今シーズンの少年組の戦いも楽しみですね。
2本目

1本目6位タイのダイマツ選手が87.5mで暫定1位となりますが、
1本目同点のタツナオ選手は82.5mで、ここまでの6位。
トモフミ選手は94.5m飛んできて暫定1位に立ち、
紀明選手は88.5mに降りて、順位を下げ、
残り3名の所で、トモフミ選手、紀明選手、ダイマツ選手の順に。
まず朔太郎 選手
93.5メーター。
相変わらずの安定した強さで、まずは表彰台確定。
次のケイイチ選手
95メーター。
朔太郎選手のポイントを上回って、ユキヤ選手を待ちます。
そして、ラストのユキヤ選手は
最長不倒の96.5メーターで完勝決定。
待ち構えていた雪メグ軍団と共に、歓喜の優勝シーンでした。
2位にケイイチ選手、3位が朔太郎選手。
4位以下は、トモフミ選手、紀明選手、ダイマツ選手。
前々日の朝日サマー少年組を制したタクマ選手が、この日も高校生以下で最上位となる9位。
中学生でのトップは、50位の #姫野誠也 選手でした。



表彰式 女子組
1位 #一戸くる実 選手
2位 #佐藤柚月 選手
3位 #伊藤有希 選手

4位 #葛西優奈 選手
5位 #葛西春香 選手
6位 #櫻井梨子 選手

7位 #海沼優月 選手
8位 #中山和 選手
9位 #齋藤優 選手
10位 #宮嶋林湖 選手

表彰式 男子組
1位 #佐藤幸椰 選手
2位 #佐藤慧一 選手
3位 #小林朔太郎 選手

4位 #内藤智文 選手
5位 #葛西紀明 選手
6位 #竹花大松 選手

7位 #山元豪 選手
8位 #中村優斗 選手
9位 #三上託摩 選手
10位 #鈴木翔 選手(不在)

表彰式 女子組の最長不倒賞
#一戸くる実 選手

表彰式 男子組の最長不倒賞
#佐藤幸椰 選手

この日は雨予報で、実際に未明から明け方にかけての名寄市内は降雨でしたが、試合が始まる前には止み、たまに陽射しも出るくらいの好天となりました。
その影響で、かなり暑くなったり、2本目途中で何度か風待ちの中断も有りましたが、割とスムーズに進行し、14時前には表彰式までが終了しました。
表彰式後、今大会のエントリー後に亡くなられた #坂野旭飛 選手を偲んで、この日のビブナンバーでのラストコールがなされ、札幌ノイズチーム様の太鼓に合わせての「アサヒコール」がピヤシリの空に響き渡りました。
謹んでご冥福をお祈り致します。
今大会に撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第22回サンピラー国体記念 2025/07/27(日) 名寄ピヤシリシャンツェ – YouTube
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