第104回全日本ラージ&第67回NHK杯 2025/11/02(日) 大倉山ジャンプ競技場

2025-2026シーズン

#第104回全日本スキー選手権大会ラージヒル競技
#第67回NHK杯ジャンプ大会



暴風雨で中止となったUHB杯の翌日、全日本ラージ兼NHK杯です。

この日も、午前中は、たまに強い雨が降って来るような天候でしたが、試合が始まる午後には、時折小雨がちらつく程度でした。

女子組

今シーズン初めて、スペシャルジャンプの全日本フルメンバーが勢揃いしたこの試合。
コンバインド選手は不在で、ラージヒルということもあって、出場は30名に満たず、全員が2本目に進出します。

1本目

30番ゲートで始まった試合は、

Bib.15 #宮嶋林湖 選手の所で2段(30⇒28)下がって、

127メーター


その後の5選手はリンゴ選手を越えられず、

Bib.21の #伊藤有希 選手が、

129.5メーター飛んで、リンゴ選手の上へ。


Bib.22 #勢藤優花 選手、

123メーターで、ここまでの3位。


Bib.23 #髙梨沙羅 選手は、

121メーター。ユウカ選手の下の4位。


Bib.24 #一戸くる実 選手、

120.5メーター。ユウカ選手とサラ選手の間にランク。


Bib.25 #佐藤柚月 選手は、

106.5メーター。


そして、Bib.26、最後に飛んだ #丸山希 選手が、

127.5メーター。

ウィンドファクターの差により、1本目のトップにノゾミ選手。
2位に有希選手、3位にリンゴ選手。
以下、4位クルミ選手、5位ユウカ選手、6位サラ選手。

サマーシーズンの遠征メンバーが上位を占める中、国内戦で好調だったリンゴ選手が1本目3位に食い込み、混戦模様となってきました。


そして、2本目

1本目に伸ばせず8位で折り返した柚月選手が暫定トップに立った状態で、1本目上位6名。

まずサラ選手、

120メーター。暫定トップに立って、入賞は確定。


次のクルミ選手、

119メーター。暫定1位。


ユウカ選手、

114.5メーター。
クルミ選手、サラ選手に次いで、暫定3位になって、残り3名。


リンゴ選手は

127.5メーター。この試合の表彰台が確定。
と同時に、このジャンプでW杯メンバー入りを決め、
NHK-BS生中継では強調されていましたが、
場内にはそう言ったアナウンスは一切有りませんでした。


有希選手は

111メーター。暫定4位で、クルミ選手の表彰台が確定。


そしてラストのノゾミ選手

129.5メーターで優勝決定。

2位にリンゴ選手、3位にクルミ選手。
4位~6位の入賞は、サラ選手、有希選手、ユウカ選手。



7名が出場された高校生の中でのトップは、15位の #竹内千穂 選手でした。



優勝インタビューを受けるノゾミ選手

4年前のちょうどこの大会での転倒シーンは、今でも鮮明に覚えているくらい衝撃的でした。
当然ながら、感極まる物が有ったようですね。


男子組

エントリーは46名。
一昨日に予選が行われましたが、本戦出場の50名に満たなかったため、実質的には公式練習となって、この日を迎えました。

1本目


Bib.88 #葛西紀明 選手

124メーター


Bib.92 #佐藤慧一 選手、

123メーター


Bib.94 #内藤智文 選手、

133メーター


Bib.95#佐藤幸椰 選手、

124メーター


Bib.96 #二階堂蓮 選手、

134メーター

次のBib.97にエントリーされていいた #小林陵侑 選手は棄権で、
こちらもテレビでは冒頭からその旨の話をされていましたが、
場内には、この時になって「97番、棄権」と流れただけでした。


そして、Bib.98 #小林朔太郎 選手は、

132.5メーター

1本目を終えた結果、
朔太郎選手がトップに立ち、4.7p差で蓮選手が2位。
トモフミ選手が3位で、
4位以降に、紀明選手、ユキヤ選手、ケイイチ選手。



9名が出場された高校生の中では、#布施飛雄真 選手、#西澤希陸 選手、#長谷川琉已 選手の3人が2本目に進出です。

2本目

1本目10位の #小林潤志郎 選手

137.5メーター。
後に飛んだ4名を抜いて、6位以内に入賞です。


1本目5位のユキヤ選手

132メーター。ジュンシロウ選手を上回って、暫定1位。


紀明選手は

129メーター


トモフミ選手は

133メーターで表彰台確定。


蓮選手

134メーター。暫定トップに立ち、


ラストの朔太郎選手は

132.5メーター。
着地が乱れたのが悔しそうで、結果は2位。

蓮選手が優勝で、トモフミ選手が3位。
4位以下の入賞は、紀明選手、ユキヤ選手、ジュンシロウ選手。



高校生でのトップ3は、ヒュウマ選手(24位)、リク選手(25位)、ルキ選手(26位)でした。



優勝インタビューでの蓮選手

3年前、夏からの快進撃から、この大会も制された時を思い出します。
それ以降、好調を維持出来ていて、何よりです。


表彰式 女子組


1位 #丸山希 選手
2位 #宮嶋林湖 選手
3位 #一戸くる実 選手



4位 #髙梨沙羅 選手
5位 #伊藤有希 選手
6位 #勢藤優花 選手



表彰式 男子組

1位 #二階堂蓮 選手
2位 #小林朔太郎 選手
3位 #内藤智文 選手



4位 #葛西紀明 選手
5位 #佐藤幸椰 選手
6位 #小林潤志郎 選手



表彰式まで終わったのが18:00少し前。
数年前は、19時過ぎまで掛かったことが有っただけに、それに比べれば早く感じます。

かなり寒かったですが、今年も、全日本ラージとNHK杯を併せて観戦出来て良かったです。


今大会に撮影させて頂いた動画は、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第104回全日本ラージ兼第67回NHK杯 2025/11/02(日) 大倉山ジャンプ競技場 – YouTube


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