2025チームタクカップ 2025/10/13(月祝) 飯山シャンツェ

2025-2026シーズン

#2025チームタクカップ
#team_taku_CUP_2025


今年もやってきましたチームタクカップ。

昨年同様、今年も、
スモールヒルの小学生高学年の部(男女別)で上位3名に入った選手は、ミディアムヒルでの中学生の部(男女別)への出場権を獲得し、
中学生の部での優勝者2名は、来年3月のW杯プラニツァ大会に招待されるということも有ってか、
各地の少年団などが大挙して飯山に集結されました。

小学生低学年女子の部

ジャンプ大会において、小学生は、下級生ほど人数が少ない傾向に有り、4年生以下と5年生以上に分けるケースが多いのですが、この大会は発足当初から3年生以下と4年生以上となっています。

そのため、下級生側の出場者は、前日の日本ビール杯などに比べて少なく、
女子は、妙高の3年生 #野呂芽衣奈 選手と、南魚沼の1年生 #佐藤律 選手の2名。

メイナ選手が 26mを2本揃えて優勝です。



動画は、メイナ選手の2本目と、優勝インタビュー。



小学生低学年男子の部

こちらは5名が出場。

野沢温泉の3年生 #河野琥二郎 選手が19mを2本飛び、2本目は着地に失敗したものの、ポイントでは1位。
白馬の2年生 #山岸千晃 選手は、15mと17mで、3p届かず2位となり、
富山の3年生 #宮本岳 選手が、15.5pと16pで3位でした。



動画は、転倒しながらも優勝を決めたコジロウ選手の2本目と、優勝インタビューです。



小学生高学年女子の部

この階級は、4年生が3名、5年生と6年生が8名ずつの、総勢19名。
現時点で、私が名前を聞いたことが有る選手が、ほぼ揃ったのではないかと思えるくらいの盛況で、1,2年後の中学生女子の部が楽しみになるくらいの選手数です。

1本目

Bib.36 妙高の5年生 #竹田莉菜 選手と、
Bib.39 札幌の5年生 #谷奥梓羽 選手と、
Bib.40 札幌の6年生 #安立寿音 選手の、
3人がいずれも27mを飛びますが、
飛型点で4.5pの差が付き、ココネ選手がトップに立って、アズハ選手とリナ選手は2位タイ。


4位~6位に付けているのは、
Bib.34 南魚沼の6年生 #内田更奈 選手、
Bib.29 南魚沼の5年生 #目黒はぐ美 選手、
Bib.35 札幌の5年生 #佐々木結姫 選手です。

2本目

小学生は2本目もリバースではなくビブ順となり、

Bib.36のリナ選手

1本目と同じ27メーター。

この時点で、リナ選手が暫定トップに立ち、
ハグミ選手が2位で、
サラナ選手と、野沢温泉の #小田切優芽 選手が同点で3位。

Bib.37 #佐藤希瑚 選手と、Bib.38の #清水那胡 選手は、共に26.5mで、ユメ選手より下にランクされ、残り2名となった時点で、まずはリナ選手の表彰台が決まります。

Bib.38 アズハ選手は

また27メーターですが、今度は飛型点でリナ選手を上回り、単独で暫定1位。


そしてココネ選手

このジャンプも27メーター。

結局、上位3名が2本とも全く同じ飛距離という、とても珍しい事が起こりましたが、
飛型点が高いココネ選手が2本ともトップで優勝し、
アズハ選手が2位で、リナ選手が3位。

そこから9p離れた4位がハグミ選手で、
サラナ選手とユメ選手が5位タイ。
7位タイの2名も合わせた5名が3p差の中に入り、4位~7位が大混戦でした。



ココネ選手の優勝インタビュー



優勝インタビュー後、1位を表示している電光掲示板の前で



小学生高学年男子の部

4年生11名、5年生15名、6年生6名の、総勢32名。

1本目

1本目に、妙高の #野呂琉也 選手と、札幌の #馬場遼太郎 選手の二人が、共に30m飛びますが、飛型点で3p差が付いてリョウタロウ選手が1位で折り返し。

7.5p離れた3位が札幌の #村上日々輝 選手で、
1p差の4位に、札幌の #姫野寛己 選手と、南魚沼の #細矢瑛太郎 選手。
6位に白馬の #長澤世羅 選手が付けています。

2本目

Bib.62、1本目4位のヒロキ選手

1本目と同じ28.5メーター。ここまでのトップです。


Bib.64、1本目3位のヒビキ選手

こちらも1本目と同じ28メーターでしたが、
2本とも飛型点でヒロキ選手を上回り、暫定1位に。

その後に飛ばれた10選手は、いずれも二人を越えられず、
ヒビキ選手が表彰台を決めた状態で、残りの二人へ。

まずBib.74、1本目トップで折り返し、優勝を狙って飛んだリョウタロウ選手

1本目と同じ30メーター飛びましたが、惜しくも転倒。

ポイント的にも、ヒロキ選手よりも下の暫定3位となり、
ヒロキ選手が表彰台に。


そしてBIb.75、小学生最後に飛ばれたリューヤ選手は

こちらも1本目と同じ30メーターに着地。

この結果、1位はリューヤ選手、2位ヒビキ選手、3位ヒロキ選手となり、
リョウタロウ選手、セラ選手、飯山の #藤澤航大 選手が4位~6位となりました。



リューヤ選手の優勝インタビューです。



お身内の方とグータッチするリューヤ選手。



ここからミディアムヒルになりますが、
1本目開始前に「風が安定しないため、1本勝負になる」との放送が有りました。

残念では有りましたが、選手の安全確保が最重要ですし、たとえ1本だけでも試合を成立させて頂けるのなら、中止になるよりは余程良いと思いました。

中学生女子の部

というわけで始まった中学生女子の部は、中学生12名に、小学生高学年女子の上位3名を加えた15名での戦いとなり、

Bib.88 #竹本祐那 選手

53.5メーター。ここまでのトップに立ちます。


Bib.92 #佐々木晴姫 選手

48.5メーター。暫定2位。


Bib.94 #岡柚子葉 選手

41メーター。ユナ選手、ハルヒ選手に次ぐ3位。
残り2名なので、ユナ選手の表彰台が確定。


Bib.95 #石﨑葵 選手

54メーター。暫定トップには立ちます。


Bib.96 #安立寿音 選手は、

59.5メーターに着地。

昨年のこの大会で、1本目トップで折り返しながら、2本目で #久保田凛々子 選手に逆転され、僅差でプラニツァ行きを逃しただけに、今日の優勝はとても嬉しそうでしたね。


2位にアオイ選手、3位にユナ選手。

4位と5位は、昨年に小学生高学年女子上位としてミディアムヒルにも参戦されたハルヒ選手とユズハ選手で、
6位には #成田結菜 選手。

今年の小学生上位3名は、アズハ選手7位、リナ選手10位、ココネ選手11位でした。



スズネ選手の優勝インタビュー



中学生男子の部

こちらは、中学生20名に、小学生から上がってきた3名が加わって23名での争い。
近隣県の精鋭達の戦いも興味深いですし、札幌の2名がどの位置に食い込めるかにも注目してました。

Bib.116 #深澤出帆 選手、57.5mでここまでのトップ。
Bib.117 #芹川吏憂 選手も57.5mで、飛型点も同じなので、イズホ選手と同点でトップ。
Bib.118 #竹田健太郎 選手は、54.5mで暫定4位。

Bib.119 #峯村大雅 選手は

59メーターで暫定トップ。


Bib.120 #南雲蒼空 選手は55mで暫定6位。

暫定1位がタイガ選手、暫定2位がリウン選手&イズホ選手となって、残り3名。


Bib.121 #杉山冬悟 選手

59メーター。
タイガ選手と同点となったため、二人とも表彰台確定。


Bib.122 #姫野誠也 選手

59.5メーター。前日に続いて今日も2位以上を決めた状態で、ラストを待ちます。


そして、Bib.123 #竹田葵 選手は、

63.5メーターで、昨日に続いての優勝決定。

2位にセイヤ選手、3位にトウゴ選手とタイガ選手。
5位も同点でリウン選手とイズホ選手。

小学生から上がってきた3名は、リューヤ選手17位、ヒロキ選手20位、ヒビキ選手22位でした。



アオイ選手の優勝インタビュー



壮絶な戦いが終わった後で、その場に残っていた8名(Bib.116以降の選手達)で記念撮影

ゲストの #一戸くる実 選手にも入って頂き、
後列に、妙高のケンタロウ選手、札ジャンのセイヤ選手、南魚沼のソラ選手、
前列には、札ジャンのリウン選手、小谷のイズホ選手、菅平のタイガ選手、妙高のアオイ選手、野沢温泉のトウゴ選手。

全国各地の中学生ジャンパーが、今後もこのような形で、仲良く、そして、切磋琢磨しながら、成長していってくれたら嬉しいですね。


トークショー

中学生のジャンプが終わり、一般男女が飛ぶ前に、今年もゲストを交えてのトークショー。

今回は、#小林陵侑 選手、 #一戸くる実 選手、 #葛西紀明 選手と、
主催の #竹内択 選手に、司会の #荻原次晴 さんです。

①まずはゲストの入場・挨拶と、
 会場の方々の質問の中から「勝負飯は何ですか?」



②次に
 「飛ぶときは怖くないですか?」
 「オリンピックを目指すうえで一番大切だったことは何ですか?」
 「空を飛んでる時はどんな気持ちなんですか?」



③さらには
 「大事な大会の前に行うルーティンは有りますか?」
 「ジャンプは何歳から始めたんですか?」



④ここでは、プラニツァ大会の映像。
 招待されたのは、昨年のこの大会で中学生男女優勝の #姫野蒼大 選手& #久保田凛々子 選手です。



⑤ここでは、オリンピックのジャンプ台について



⑥最後に、オリンピックへの意気込みについて



一般男女の部

この大会も、元々はジュニアが主体で始まったため、「一般」と言いながらも高校生以上が同じ組となり、各地の大学生や社会人に交って、地元・飯山高校生9名も参戦。
こちらも1本勝負となりました。

Bib.162 #坂本李花 選手

62メーター。

この後、
Bib.164 #市川慎一郎 選手や、
Bib.165 #富井孝 選手、
Bib.166 #竹田元 選手、
Bib.169 #鶴岡広大 選手、
Bib.170 #横川良太 選手といった面々が、いずれもキッカ選手を越えられず、
Bib.171 #糸氏琉人 選手までもが57.5mに着地し、残り二人なので、ここでキッカ選手の表彰台が決定。

Bib.172 #作山憲斗 選手

60メーター。表彰台は確保しましたが、キッカ選手に届かず。


ラストの Bib173 #清水礼留飛 選手は

62.5メーター。2.7p差での優勝決定。

キッカ選手2位、ケント選手3位で、
4位以降に、タカシ選手、リュート選手、コウダイ選手。

引退された選手や、何年かぶりにお会い出来た選手達も含め、皆さんが元気に飛ばれる姿を見させて頂けました。



この後、表彰式の前にビンゴ大会が有り、
当たった人の中には選手も。

ソラ選手



ルキ選手



表彰式 小学生低学年女子


1位 #野呂芽衣奈 選手
2位 #佐藤律 選手



表彰式 小学生低学年男子


1位 #河野琥二郎 選手
2位 #山岸千晃 選手
3位 #宮本岳 選手



表彰式 小学生高学年女子


1位 #安立恋音 選手
2位 #谷奥梓羽 選手
3位 #竹田莉菜 選手



表彰式 小学生高学年男子


1位 #野呂琉也 選手
2位 #村上日々輝 選手
3位 #姫野寛己 選手



表彰式 中学生女子


1位 #安立寿音 選手
2位 #石﨑葵 選手
3位 #竹本祐那 選手



表彰式 中学生男子


1位 #竹田葵 選手
2位 #姫野誠也 選手
3位 #杉山冬悟 選手& #峯村大雅 選手



表彰式 一般男女


1位 #清水礼留飛 選手
2位 #坂本李花 選手
3位 #作山憲斗 選手



今年も、この「チームタクカップ」と、前日の「日本ビール杯」に参戦するために、
大勢で遠征してきてくれた札幌ジャンプスポーツ少年団ご一同様

皆さんのお陰で、全国規模とも呼べる大会になって会場が盛り上がっただけでなく、各地の少年団選手間の交流も活性化したのではないかと思います。

また私が札幌にお邪魔した際にも、宜しくお願い致します。


以上で今年のチームタクカップが終わり、私にとっては、8月中旬の蔵王から始まった「8週末連続ジャンプ観戦」が、ようやく終結を迎えました。

この間は12試合を観戦し、そのたびに、ほとんどの選手のジャンプや表彰式の動画や写真を撮影して持ち帰り、次の試合までの間の平日に(本業の仕事もしながら)InstagramやYouTubeに投稿したうえで、このブログも書いて公開するという生活をしていましたので、それなりに大変だったはずなのですが、何だか変な充実感と言うか、達成感さえ感じます。

とは言っても、さすがに多少の疲れも有り、次の試合まで数週間有りますので、少し休んで、次に向けての鋭気を養いたいと思います。


今大会に撮影させて頂いた動画は、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約おりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
2025チームタクカップ 2025/10/13(月祝) 飯山シャンツェ – YouTube


#skijumping
#skoki