第37回高校選抜コンバインド 2025/02/21(金) 白馬ジャンプ競技場&白馬クロスカントリー競技場

2024-2025シーズン

他の多くの大会と同様に、高校選抜もスペシャルの翌日がコンバインドの日。

午前中に白馬ジャンプ競技場で前半ジャンプ、午後に通称スノーハープに移動しての後半クロカンです。

女子組

この日は、エントリー4名中、2名がDNSとなり、#野呂梨渚奈 選手と #山﨑詩由衣 選手の二人でのレースとなりました。

前半ジャンプ

リオナ選手

60メーター


ジュイ選手

68メーター

ジュイ選手がトップスタートとなり、
リオナ選手とは72秒差となりました。



後半クロカン

午後に白馬クロスカントリー競技場(通称:スノーハープ)に移動しての後半クロカン。

女子は、まず1kmコースを1周した後で、2kmコースを2周し、合計5kmを走ります。

2kmコースの前半は、山の木々に隠れたところを走りますが、
後半は、競技場内から見える位置を走る距離が長いため、
START/FINISH地点近くで観させて貰っていた私から見ても、状況把握がしやすいコースでした。

①スタートシーン



②2周目へ(1.0km地点)

お二人とも、単独での走行を余儀なくされている中、快調なペースで走行されています。


③最終周へ(3.0km地点)

ここまで、タイム差に大きな変化は有りません。


④ゴールシーン

ジュイ選手が独走で優勝ゴール。
リオナ選手も、ジュイ選手から100秒後にゴール。


優勝ゴール直後のジュイ選手

今日は、終始、一人でのレースでしたが、以後、宮様やジュニオリなどにも出場される予定で、そちらでも力走を見せて頂きたいですね。



男子組

男子もエントリー中の数名が棄権となり、実際に出場されたのは7名でした。

前半ジャンプ

#山崎輝真 選手

58.5メーター


#清水優貴 選手

76メーター


#富井孝 選手

87メーター


#鈴木教究 選手

86.5メーター


#工藤琉翔 選手

84.5メーター


#遠田廣斗 選手

74.5メーター


#糸氏琉人 選手

88.5メーター

全員飛び終えて、世界ジュニア帰りのリュート選手がトップ、
12秒後にタカシ選手、16秒後にミチサダ選手、30秒後にルカ選手。

前週の鹿角国スポでラップを取った優貴選手や、名寄インターハイを制したヒロト選手は、3位から1分半以上離れており、どこまで上位に追いつけるかが注目となりそうです。



後半クロカン

男子は、2kmコースを5周し、合計10kmで競います。

①スタートシーン



②2周目へ(2.0km地点)

トップスタートのリュート選手に、後続の2名が4秒差にまで追い付いてきました。
リュート選手も序盤に無理して離そうとせず、引き寄せて、集団で行こうとされているようにも見えます。
ルカ選手は少し離れて一人で走っており、その後方、約30秒後に、優貴選手とヒロト選手が並走しています。


③3周目へ(4.0km地点)

2周目途中で3人によるトップ集団が形成され、ミチサダ選手を先頭にして4キロ地点を通過。
50秒ほど離れてルカ選手、そこから45秒ほどの差が付いて優貴選手とヒロト選手。
テルマ選手はそのあと約1分後に通過です。


④4周目へ(6.0km地点)

トップ3名が、先頭を譲り合いながら6キロ地点も通過。
3周目途中でルカ選手が遅れ、優貴選手&ヒロト選手の集団が暫定4位へ上がりましたが、トップ集団とはまだ1分半の差が有ります。


⑤最終周へ(8.0km地点)

トップ3人は、途中で止まるくらいのスピードで牽制し合いながら、競技場左の高台を通過。
もうこのままラスト勝負になることは間違いないでしょう。

優貴選手は4周目途中でヒロト選手を引き離し、約15秒差を付けて8キロ地点へ。トップとの差も70秒ほどに縮まっているので、この調子でいけばラップを取れそうです。


⑥ゴールシーン

競技場内に降りてくる手前でミチサダ選手だけが置いて行かれ、最後の直線に入る直前でタカシ選手が一気にスパート。
リュート選手も追いますが、差は開く一方で、タカシ選手が小さくガッツポーズで優勝ゴール。

3秒後にリュート選手、12秒後にミチサダ選手がゴール。

優貴選手はトップとの差を30秒縮め、ラップを取って4位ゴール。

ヒロト選手、ルカ選手、テルマ選手も良く頑張りました。



優勝のタカシ選手

高校の先輩でもあるリュート選手に、最後まで並走したうえでの逆転勝利で、見事に高校選抜のタイトルをゲット。

今シーズンは、名寄でのインターハイで4位、鹿角での国スポ少年組で3位に入るなど、徐々に調子を上げて来られていましたので、今後の試合もとても楽しみですね。


ゴール直後の優貴選手

インターハイ王者でもあるヒロト選手との競り合いに勝ち、先週の国スポに続いてラップをゲット。
表彰台には届きませんでしたが、素晴らしい走りが出来て満足そうでしたね😄


2位のリュート選手とお母様

最後の最後でタカシ選手に交わされて銀メダルになりましたが、世界ジュニアから帰って間もない大会で、素晴らしい走りを見せてくれたと思います。


表彰式 男子組


1位 #富井孝 選手
2位 #糸氏琉人 選手
3位 #鈴木教究 選手



4位 #清水優貴 選手
5位 #遠田廣斗 選手
6位 #工藤琉翔 選手
7位 #山崎輝真 選手



表彰式 女子組


1位 #山﨑詩由衣 選手
2位 #野呂梨渚奈 選手



というわけで、平日2日間に渡って開催された高校選抜のスペシャルジャンプとコンバインドの観戦が終わりました。
今回も選手達の頑張りのお陰で、素晴らしい時間を過ごさせて頂けました。

白馬村スキークラブの関係各位にも、この場で恐縮ですが、御礼を申し上げます。
今回も白馬にお邪魔して、観戦と撮影をさせて頂けて有難うございました。


今大会に撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第37回高校選抜コンバインド 2025/02/21(金) 白馬クロスカントリー競技場 – YouTube


#skijumping
#skoki