鹿角2連戦の翌週、今年で5回目となるチームタクカップ。
前年大会で「ミディアムヒルの中学生男女優勝者をW杯プラニツァ大会へ招待する」との発表が有ったことも影響してか、昨年同様に札幌ジャンプスポーツ少年団からも多くの選手が出場されるなど、選手達による熱い戦いが繰り広げられました。
小学生低学年女子の部
秋田、新潟、長野、富山の各県から一人ずつの参戦となったこの階級。
妙高の #野呂芽衣奈 選手が1本目でトップに立ちますが、
鹿角の #岩﨑心春 選手が2本目に逆転優勝。
メイナ選手は2位で、
地元・飯山の #吉越莉子 選手が3位に入りました。
優勝されたコハル選手の2本目、19.5メーター
優勝インタビュー
お母様と一緒に、嬉しそうでしたね。
小学生低学年男子の部
長野&新潟の4名に、札幌の #姫野寛己 選手が加わったこの階級は、
地元・飯山の #藤澤航大 選手が2本ともトップで快勝。
ヒロキ選手は2位となり、
3位には、こちらも飯山の #佐藤凪 選手が入りました。
コーダイ選手の2本目、26.5メーター
優勝インタビュー
小学生高学年女子の部
各地から総勢22名が参戦されたこの階級は、
中野市高社の #岡柚子葉 選手が28mと28.5mで優勝となり、
秋田の #照井千夏 選手が28m2本で2位。
3位から7位までを占めた札幌軍団の中で、#佐々木晴姫 選手が頭一つ出て3位となりました。
ユズハ選手の2本目、28.5メーター
優勝インタビュー
1位のユズハ選手と、3位のハルヒ選手
お二人とも、ミディアムヒルへの挑戦権もゲット。
とても嬉しそうな表情を撮らせて頂き、有難うございます。
小学生高学年男子の部
26名もの選手が集結されたこの階級は、
妙高の #竹田健太郎 選手、札幌の #姫野誠也 選手、草津の #花岡琉輝 選手によるK点(30m)超ジャンプの応酬。
1本目にセイヤ選手が30.5mでトップに立ちますが、
2本目にケンタロウ選手が31.5m飛び、飛距離合計では同じながら飛型点で4.5p上回って逆転優勝。
2本目に31mに降りたルキ選手がセイヤ選手と同点となって2位。
とても見応えの有る同学年対決で、来シーズン以降、中学生になられてからの戦いも楽しみになりました。
ケンタロウ選手の2本目、31.5メーター
優勝インタビュー
優勝のケンタロウ選手
3位以上に入れたため、この後、ミディアムヒルにも参戦されます。
中学生女子の部
エントリーは14名でしたが、様々な事情に依り4名は棄権され、10名での争い。
その中には、小学生高学年女子の部で1位~3位のユズハ選手&チナツ選手&ハルヒ選手も含まれています。
まず1本目は、
札幌の #安立寿音 選手が、58.5mでトップ。
野沢温泉の #久保田凛々子 選手は55.5mに降り、トップから7.2p差の2位で、
白馬の #石﨑葵 選手も同じ飛距離で0.5p差の3位。
小学生3名も、4位~6位に付けています。
リバーススタートとなった2本目は、
小学生のハルヒ選手が暫定1位(4位以上確定)に立った状態で、1本目のトップ3に入り、
まず、アオイ選手
56.5メーター。嬉しい表彰台確定です。
次のリリコ選手は、
ここ一番で完璧なK点ジャンプを出せて、暫定トップ。
そしてラストのスズネ選手は、かなり待たされた後で、
56.5メーターに着地。
飛距離合計でリリコ選手に0.5m届かず、ポイントも2.2p差で、リリコ選手が逆転優勝。
2位にスズネ選手、3位にアオイ選手が入り、
小学生高学年女子の部から上がってきた3名が、4位~6位に入る健闘を見せてくれました。
優勝インタビュー(都合により、表彰式の後で)
優勝決定直後のリリコ選手
1本目2位から、2本目にK点ジャンプを飛んでの逆転優勝。
プラニツァ観戦もゲット出来て、とても嬉しそうです。
中学生男子の部
近隣県の18名に、札幌の3名、それに、小学生高学年男子上位3名(ケンタロウ選手、セイヤ選手、ルキ選手)を加えた総勢24名で争われたこの階級。
出場メンバーの顔触れを見ても、現時点の国内での中学生以下トップクラスが集結していることが分かります。
1本目は、
Bib.107、札幌の3年生 #森大耀 選手、54.5m(96.8p)
Bib.108、札幌の3年生 #姫野蒼大 選手、62m(118.8p)
Bib.109、妙高の2年生 #竹田葵 選手、58m(107.2p)
相変わらずジャンプ好調の蒼大選手が断然トップに立ち、
11.6p差が付いた2位にアオイ選手、
さらに10.4p離れてタイヨウ選手が3位での折り返し。
4位以降には、野沢温泉の #杉山瑶太 選手、地元・飯山の #村山未来翔 選手、菅平の #峯村大雅 選手が続いています。
2本目
ミキト選手が順位を上げ、3人を残して暫定トップとなった状態で、1本目トップ3、
まず、タイヨウ選手
63.5メーターの大ジャンプ。
表彰台を確定させ、後の二人を待ちます。
次のアオイ選手
これも見事なK点超で、60.5メーター。
タイヨウ選手には迫られましたが、1本目の貯金で上回り、2位以上が決定。
そして、この状況で蒼大選手は
62.5メーター。
着地した時点で優勝を確信し、歓喜のガッツポーズ!。
アオイ選手2位、タイヨウ選手が3位で、
4位~6位には、ミキト選手、タイガ選手、ヨウタ選手。
小学生高学年男子1位で参戦してきたケンタロウ選手は8位、
セイヤ選手やルキ選手も14,15位に入る健闘を見せてくれました。
優勝決定直後の蒼大選手
先週の鹿角、先々週の白馬コンバ記録会と、ここの所、私は週末毎に蒼大選手とお会いしていますが、この日もまた素晴らしいジャンプと笑顔を見せて頂け、ますます冬のシーズンが楽しみになってきましたね。
トークショー
#葛西紀明 選手、#伊藤有希 選手、#小林陵侑 選手をお招きしてのトークショー。
最初の動画は、登場シーンと、
「飯山の大会の雰囲気」
「今大会の主旨」
「下川や岩手のジュニア選手」
について。
次の動画は、
「好きな台、苦手な台」
「もしジャンプ選手じゃなかったら何になっていたか?」
最後の動画は、
「プラニツァの紹介」
「中学生男子優勝の蒼大選手インタビュー」
「今シーズンの抱負」
一般男女の部
27名が出場されたこの階級は、
1本目
Bib.144 #上杉倫平 選手が、58.5m(107.4p)
Bib.146 #横川良太 選手が、56m(100.9p)
Bib.147 #竹田元 選手は、59m(110.1p)
Bib.148 #清水礼留飛 選手、61.5m(118.1p)
半年前に引退されたレルヒ選手が、貫禄のトップ。
ゲン選手が2位に付け、
3位にはリンペイ選手ですが、良太選手も僅差の4位です。
2本目
良太選手
61.5メーター。
後に飛ばれたリンペイ選手を抜き、嬉しい表彰台ゲットです。
ゲン選手
60.5メーター。1本目の貯金が効いて、2位以上確保。
そしてラストのレルヒ選手
67メーター!
圧倒的なポイント差で優勝決定。
2位にゲン選手、3位に良太選手。
4位~6位には、リンペイ選手、中京大の #船渡裕太 選手、FITの #小川顕 選手が入っています。
優勝決定直後のレルヒ選手
表彰式 小学生低学年女子の部
1位 #岩﨑心春 選手
2位 #野呂芽衣奈 選手
3位 #吉越莉子 選手
表彰式 小学生低学年男子の部
1位 #藤澤航大 選手
2位 #姫野寛己 選手
3位 #佐藤凪 選手
表彰式 小学生高学年女子の部
1位 #岡柚子葉 選手
2位 #照井千夏 選手
3位 #佐々木晴姫 選手
表彰式 小学生高学年男子の部
1位 #竹田健太郎 選手
2位 #姫野誠也 選手
3位 #花岡琉輝 選手
表彰式 中学生女子の部
1位 #久保田凛々子 選手
2位 #安立寿音 選手
3位 #石﨑葵 選手
表彰式 中学生男子の部
1位 #姫野蒼大 選手
2位 #竹田葵 選手
3位 #森大耀 選手
表彰式 一般男女の部
1位 #清水礼留飛 選手
2位 #竹田元 選手
3位 #横川良太 選手
閉会の挨拶
主催者 #竹内択 選手
以上で、今年も盛況の中で開催された大会が終わりました。
選手、コーチなどの各チーム関係者を含め、大会開催に携われた全ての方々に感謝すると共に、末永くこの大会が継続されることを祈念致します。
今回も観戦させて頂き、有難うございました。
今大会で撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
チームタクカップ2024 2024/10/12(土) 市営飯山シャンツェ – YouTube
#skijumping
#skoki