2024鹿角サマーコンバインド 2024/10/06(日) 花輪シャンツェ&ローラースキーコース

2024-2025シーズン

土曜にスペシャルジャンプ、日曜にコンバインドのスケジュールが定着している鹿角大会の二日目。
この日は前日にも増して好天に恵まれました。

以下の、女子14名、男子は44名がエントリーされており、昨日のスペシャルに出場された選手の約半分がコンバインドにも出場されることになります。


女子の部

中学生5名、高校生4名を含む、総勢14名がエントリーですが、2名が棄権され、12名でのレース。

前半ジャンプ

Bib.6 #菊池楼紗 選手

70.5メーター。前半3位。


Bib.9 #海沼優月 選手

74.5メーターのナイスジャンプ。前半2位をゲットです。


Bib.13 #葛西優奈 選手

80メーター。

全員が飛び終え、前日のスペシャルも制した優奈選手がトップ。
2位の優月選手とは50秒差、その後も40秒以上離れているため、1位2位はそのままゴールしそうですが、3位から8位までが割と僅差なので、複数名による表彰台争いとなりそうです。


後半ローラー

女子は、2.5kmコースを2周。

4番スタートの #畔上沙那 選手は棄権され、
9番以降の4選手はウェーブスタートとなります。


まずは、スタートシーン



1周目を終わって、2周目へ

優奈選手がトップで中間地点を通過した後、
ちょうど1分後に優月選手。

#藤原柚香 選手がロウサ選手を抜いて3位に上がり、
その後を、#山﨑詩由衣 選手、 #池田葉月 選手、 #中村安寿 選手が追っています。


ゴールシーン

優奈選手が独走でラップも取って優勝。

前後の選手とタイム差が有った優月選手も、そのまま2位でゴールし、
1周目で3位に上がったユズカ選手が3位。

4位~6位には、ジュイ選手、葉月選手、アンジュ選手。

その他の選手達も、頑張って完走されました。



優勝の優奈選手

前日のスペシャルに続いて、今年の鹿角2冠。
前週の白馬コンバインド記録会も併せると、3試合連続の優勝となりましたね。


高校生以下の部・一般の部

この試合の男子は、高校生以下(高校生&中学生)だけを別階級として表彰され、
「高校生以下の部」は、高校生10名+中学生7名=17名、
「一般の部」は、27名が出場です。

前半ジャンプ

Bib.44 #糸氏琉人 選手

74.5メーター。


Bib.45#森大耀 選手

74メーター。


Bib.49 #姫野蒼大 選手

75メーター。


Bib.53、前日のスペシャルで6位入賞の #成田健太 選手

今日もナイスジャンプで、80.5メーター。


Bib.57 #小山祐 選手

79メーター。
この二日間で一番良いジャンプが出て、満足そうです。


Bib.60、前週の白馬コンバインド記録会で #山本涼太 選手に競り勝った #山﨑叶太郎 選手

81メーター。

男子全員が前半ジャンプを飛び終えて、キョウタロウ選手がトップ。
ケンタ選手が3.6p(14秒)差の2位で、
走力の有る祐選手は6.4p(26秒)差の3位。
4位以下にも、1分以内に、#成田絆 選手、#小舘冬歩 選手、#畔上祥吾 選手、#中澤拓哉 選手といったクロカンスペシャリスト達がズラリと並び、観ているだけの者としてはワクワクするくらい激しいレースが予想されました。

高校生以下では、男子全体9位タイの蒼大選手がトップ、
リュート選手(全体12位)が1p(4秒)差の2位で、
タイヨウ選手(全体14位)が2.7p(11秒)差で3位ですが、
タイム差が少ないうえ、30秒以内に #工藤琉翔 選手や #遠田廣斗 選手も控えているため、
クロカンの走力次第で順位が変動しそうです。



後半ローラー

男子は2.5kmコースを4周。
Bib.31以降の8名が、ウェーブスタートとなります。

スタートシーン



1周目から2周目へ

トップスタートのキョウタロウ選手が1位で2周目に入りましたが、
1周目で2位に上がった祐選手が競技場内で追い付き、私の目の前を並走で通過していきました。

2番スタートのケンタ選手が通過したすぐ後に、7番スタートのタクヤ選手が暫定4位。
4~6番スタートのアツシ選手&カズホ選手&ショーゴ選手の3人が5位集団。

そこから約30秒後に6名の集団が形成されており、その中に、15番スタートの #森恢晟 選手や、高校生以下暫定トップのリュート選手も含まれています。


2周目終わりの登り

2周目の周回中に祐選手がキョウタロウ選手を引き離し、その差は約5秒。
タクヤ選手も周回中に3位に上がり、その後をアツシ選手とカズホ選手が追っています。

ケンタ選手はショーゴ選手と一緒に暫定6位の位置を走り、
その後に居た6名の集団から、カイセイ選手が一人で抜け出して、単独8位に。

その集団には、後方から、18番スタートの #木村幸大 選手が合流して、再び6名の集団となっています。

そして、その6名集団の中に居るリュート選手と、高校生以下暫定2位の蒼大選手との間が、40秒ほどに開きました。


3周目終わりの登り

祐選手が快調に飛ばし、25秒後の2位にはタクヤ選手とキョウタロウ選手。
その10秒後をカズホ選手、そのまた10秒後にアツシ選手。

そこから20秒離れた6位7位を、集団から抜けたコーダイ選手とカイセイ選手が並走。
トップとはタイム差が有りますが、表彰台圏内までは40秒ほどなので、まだチャンスが有りそうです。

リュート選手は全体13位の位置に付けており、後続のヒロト選手や蒼大選手と約1分離れましたので、この時点で、高校生以下の部優勝の可能性が高くなりました。


ゴールシーン

祐選手が後半5kmを独走で優勝ゴール。
タクヤ選手は最終周でキョウタロウ選手を振り切り、祐選手から45秒後に2位ゴール。

キョウタロウ選手、カズホ選手、コーダイ選手、カイセイ選手の4人による3位争いは、競技場内にまで持ち込まれましたが、残り約100m地点(動画の0分48秒辺り)でカイセイ選手が一気に前に出て、そのまま3位ゴール。15番スタートから12人抜きの激走での表彰台ゲットでした。

カズホ選手とキョウタロウ選手は同タイムでゴールされ、場内アナウンスではキョウタロウ選手の方が先にコールされていましたが、どうやら写真判定の結果、カズホ選手の方が先で4位。

コーダイ選手は、前週の白馬に続いてまた今回もラップを取り、18番スタートからの6位入賞は見事でした。



高校生以下は、
男子全体12位でゴールされたリュート選手がトップで、
ヒロト選手が2位に入り、蒼大選手が3位。
4位~6位には、ルカ選手、#清水優貴 選手、タイヨウ選手が入り、
蒼大選手&タイヨウ選手に次ぐ中学生での3位は、#荻原健造 選手(高校生以下10位)でした。



一般の部優勝の祐選手

過去に何度も動画に撮らせて貰ってきた優勝ゴールシーンを、今日は久しぶりに魅せて頂けました。


高校生以下の部優勝のリュート選手

男子全体12番目(高校生以下2番目)にスタート。途中で3人に抜かれながら、蒼大選手を含む3人を抜き、結局、スタート順と同じ順番でゴール。
2周目終わりの登りで転倒する不運が有りながらも、高校生以下1位の力走は素晴らしかったです。


ジャンプ3位、最終6位(中学生では2位)の、タイヨウ選手
ジャンプ6位、最終10位(中学生では3位)の、健造選手
ジャンプ1位、最終3位(中学生では1位)の、蒼大選手

3人とも、高校生の中に割って入る好成績を収められ、将来がとても楽しみな中学生達です。


表彰式 女子の部


1位 #葛西優奈 選手
2位 #海沼優月 選手
3位 #藤原柚香 選手



4位 #山﨑詩由衣 選手
5位 #池田葉月 選手
6位 #中村安寿 選手



表彰式 高校生以下の部


1位 #糸氏琉人 選手
2位 #遠田廣斗 選手
3位 #姫野蒼大 選手



4位 #工藤琉翔 選手
5位 #清水優貴 選手
6位 #森大耀 選手



表彰式 一般の部


1位 #小山祐 選手
2位 #中澤拓哉 選手
3位 #森恢晟 選手



4位 #小舘冬歩 選手
5位 #山﨑叶太郎 選手
6位 #木村幸大 選手



というわけで、今年の鹿角も、スペシャルとコンバインドの両試合で、選手達や、関係各所の方々の尽力のお陰で、沢山の感動を頂くことが出来ました。

この場で恐縮ですが、御礼を申し上げます。



今大会で撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
2024鹿角サマーコンバインド 2024/10/06(日) 花輪シャンツェ&ローラースキーコース – YouTube



#skijumping
#skoki