2024コンバインド記録会 2024/09/29(日) 白馬ジャンプ競技場&白馬クロスカントリー競技場

2024-2025シーズン

8月中旬の山形蔵王サマーから、塩沢、白馬(2戦+コンバの選考記録会2戦)、妙高、荒井山(3戦)と、5週連続(10試合)続いた観戦の後、1週空いて、この日は白馬でコンバインド記録会を観させて頂けました。

9時から白馬ジャンプ競技場で試技+本戦1本のジャンプ、
13時から白馬クロスカントリー競技場(通称:スノーハープ)でローラースキーです。

女子組

エントリーは14名でしたが、2名が棄権され、12名が出場となりました。

前半ジャンプ

Bib.10 #海沼優月 選手

83.5メーター。ここまで飛ばれた選手の中でトップです。


Bib.11 #畔上沙那 選手

80メーター。優月選手の次にランク。


そして、Bib.13 #葛西優奈 選手は

91.5メーター。
貫禄ジャンプで、後半ローラーのトップスタートをゲット。

11.1p(84秒)差で優月選手、27.9p(112秒)差でサナ選手。
以降、#宮﨑彩音 選手、#池田葉月 選手、#菊池楼紗 選手と続いています。




後半ローラー

スノーハープでの後半ローラーは、女子は2.0kmコースを3周です。

まずは、スタートシーン



1周目が終わり、2周目へ

優奈選手がトップで2周目に入り、
ほとんど変わらないタイム差で優月選手も2周目に。

サナ選手は、優月選手とのタイム差を数秒差にまで詰めていましたが、競技場内に戻る手前でタイムロスが有り、結局、同じくらいの差で2周目へ。

葉月選手がアヤネ選手を抜いて4位に上がり、
ウェーブスタートの #藤原柚香 選手も迫ってきています。


2周目が終わり、最終周へ

優奈選手は独走。
優月選手とサナ選手の差が、再び数秒差になって最終周へ。

葉月選手が通過した後を、ユズカ選手が上がってきました。


ゴールシーン

優奈選手が優勝ゴール。
優月選手が2位で、サナ選手が3位と、上位3名は前半ジャンプの順位のままゴール。

葉月選手が4位、アヤネ選手が5位。
ユズカ選手は、9番スタートからラップを取る快走で、3人抜いて最終6位となりました。



男子B組

男子のうち、後半ローラーの距離が少ないB組には、17名が出場。
#永井健弘 選手と #竹田元 選手以外は、高校生(4名)と中学生(11名)です。

前半ジャンプ

Bib.33 #近藤絆 選手



Bib.35の、ゲン選手



Bib.38 、男子Bの最後に飛ばれたタケヒロ選手

88メーター。トップに立ちました。

ゲン選手は14p(56秒)差の2位で、
キズナ選手が23.6p(94秒)差で3位。

以下、#山本宇宙 選手、#杉山瑶太 選手、#峯村大雅 選手と続いています。



後半ローラー

男子B組は、女子組と同じ、2.0kmコースを3周です。

スタートシーン



1周目が終わり、2周目へ

タケヒロ選手が1位、ゲン選手2位、
キズナ選手、宇宙選手、ヨウタ選手が、スタート順通りに通過した後、
ウェーブスタートの #松澤慶門 選手が追い上げてきています。


2周目が終わり、最終周へ

上位2名は変わらず独走のまま最終周へ。
3位のキズナ選手も順調に走っていますが、約15秒後にヨシト選手が迫ってきています。

ヨシト選手はウェーブスタートのため、キズナ選手に21秒以上の差を付けて勝つ必要が有り、この二人の表彰台争いが大注目となってきました。


ゴールシーン

タケヒロ選手が1位ゴール。
ゲン選手も、終始一人で走って2位。

ヨシト選手が3番目にゴールし、
ウェーブの #山崎輝真 選手が入った後で、キズナ選手がゴール。

結果は、ラップを取る快走を見せたヨシト選手が3位。
キズナ選手は僅か1.9秒差で表彰台を逃す4位となりましたが、最後まで良く頑張ったと思います。



男子A組

A組は40名出場ですが、おそらくローラーの道具の関係で、前半ジャンプで30位以内に入った選手だけが後半ローラーに進出ということになっております。

前半ジャンプ

Bib.72 #山﨑叶太郎 選手

91.5メーター


Bib.77 #谷地宙 選手

99メーター。この日の最長です。


これで、ゲートが下がり、
Bib.78 #渡部善斗 選手は

87.5メーター


Bib.79 #渡部暁斗 選手

85.5メーター


そして、Bib.80、ラストの #山本涼太 選手は

92.5メーター

全選手が飛び終えて、涼太選手が前半トップ。
5.9p(24秒後)にソラ選手、11.7p(47秒後)でキョウタロウ選手ですが、
そのまたすぐ後から渡部兄弟が追ってくる展開となりました。



後半ローラー

男子Aは、2.0kmコースを5周、計10kmで争われます。

スタートシーン



1周目が終わり、2周目へ

トップスタートの涼太選手が1位で通過しましたが、
2位を行くソラ選手との差が8秒、3位を行くキョウタロウ選手との差も18秒にまで縮まっています。

渡部兄弟は、キョウタロウ選手から30秒近く離れ、
7番スタートの #成田絆 選手と、8番スタートの #中澤拓哉 選手が、今の所、6番手です。


2周目が終わり、3周目へ

ソラ選手と涼太選手が並走して競技場内に戻って来て、
キョウタロウ選手がその数秒後を追っていましたが、
3周目最初の登りで追い付き、3名の集団となって私の目の前を通過していきました。

40秒近く差が付いた4位を渡部兄弟が走り、
10番スタートから上がってきた #清水亜久里 選手が、タクヤ選手や #小山祐 選手と共に10秒後にまで迫ってきています。


3周目が終わり、4周目へ

3名が揃って場内へ。
今はキョウタロウ選手が前を走っていますが、かなり牽制し合っているのが見て取れ、ラストに力を残せた選手が勝ちそうです。

3周目途中で渡部兄弟と後続の3名が一緒になり、トップから約30秒後に5名の集団を形成しています。


4周目が終わり、最終周へ

トップ3名集団は、今度はソラ選手がトップを走って、いよいよ最後の周回へ。

5名の4位集団もそのままですが、前の3名との約30秒差は変わらず、優勝争いは上位3名に絞られました。

その後方、約30秒後ですが、19番スタートの #森恢晟 選手と 20番スタートの #畔上祥吾 選手が、おそらくスタート直後からずっと並走されており、二人とも既に10人も抜いて9番手10番手を走っています。


ゴールシーン

周回中に涼太選手が抜け出しましたが、キョウタロウ選手も必死で付いて行った結果、とうとう最後の直線勝負に。そしてラスト20~30mの所でキョウタロウ選手が抜いて、そのまま歓喜の優勝ゴール。

3位には、後方集団から抜けて上がってきたアキト選手。

ソラ選手は4位で、アグリ選手、タクヤ選手、ヨシト選手、祐選手が、5位~8位。

カイセイ選手とショーゴ選手の争いは、周回途中でショーゴ選手が引き離し、最後の直線でカイセイ選手が追い上げたものの、1秒差でショーゴ選手の方が先にゴール。

23番スタートの #木村幸大 選手が、ラップを取る快走で、12人抜きの11位でした。





表彰式 女子組


1位 #葛西優奈 選手
2位 #海沼優月 選手
3位 #畔上沙那 選手



表彰式 男子B組


1位 #永井健弘 選手
2位 #竹田元 選手
3位 #松澤慶門 選手



表彰式 男子A組


1位 #山﨑叶太郎 選手
2位 #山本涼太 選手
3位 #渡部暁斗 選手



表彰式 ベストジュニア賞(男子A組での高校生以下1位)


#糸氏琉人 選手




男子A組優勝のキョウタロウ選手と、お母様

47秒有った涼太選手と差を、最初の2周で追い付き、ラスト勝負を制したレースは見事の一言。
応援に来られていたお母様も、とても幸せそうでした。



表彰式までが全て終わったのは、16:30頃。

今日も朝からほぼ一日中、選手達のお陰で沢山の感動を頂けました。
観戦出来て本当に良かったですし、このようにブログに纏めることも出来たことも嬉しく思います。


今大会で撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
2024コンバインド記録会 2024/09/29(日) 白馬ジャンプ競技場&白馬クロスカントリー競技場 – YouTube



#skijumping
#skoki