柚月選手&アサヒ選手、2023ジュニオリを制す
宮様大会の翌週末開催が定着しつつあるJOCジュニオリ。
私は例年通り、新千歳から羽田に帰った5日後に、今度は羽田から旭川に飛び、今年も3月に名寄にやってきました。
気温は約2℃で降雪も無く、日差しも少なかったので、試合にも撮影にも、まずまずのコンディションでした。
女子組:柚月選手、2年前の銅に続き、ジュニオリの金メダル獲得
この、ジュニオリの女子組というのは、かなり希少な戦いを観られる大会だと思ってます。
というのも、男子はテレビ杯などで少年組が設定されることが多いのですが、女子は恐らく選手数も影響してか、高校生以下だけを別組として開催される大会がほとんど無いからです。
インターハイや高校選抜は高校生限定ですし、全中大会は言うまでも無く中学生のみ。3年前から開催されているカツゲンカップのジュニア女子組も中学生以下が対象なので、中高校生だけが同じ階級で実力争いが出来る大会は、このジュニオリだけとも言えるでしょう。
今回は、直前に欧州遠征が決まった4名(一戸くる実 選手、齋藤優 選手、岩崎里胡 選手、藤元彩子 選手)が不在ながら、21名もの中高生が出場されました。
1本目
名寄中1年、菊池楼紗 選手、79メーター
ここまで飛ばれた選手の中でトップ。
木島平中3年、今シーズンは多くの大会で中学生トップの成績を残してこられた竹内千穂 選手が、80.5メーター
ロウサ選手の上へ。
コンバインドの池田葉月 選手、79メーター
ロウサ選手と同点で、ここまでの2位タイ。
最近好調の日野森琥珀 選手が、83メーター
チホ選手を抜いて、暫定トップ。
この日は女子で最後の登場となった佐藤柚月 選手が、89メーター
2本目
スタートリスト
7位折り返しの櫻井羽奈 選手が、2本目に伸ばして来て、83.5メーター
暫定トップに立って、残り6人の結果を待ちます。
長谷川芽依 選手は、79メーター
この時点の2位。
ロウサ選手は79.5メーター
メイ選手と同点で現在2位。
ハヅキ選手、80.5メーター
0.5p届かず2位。
ハナ選手トップのまま、ラスト3名。
チホ選手、82メーター
ハナ選手を0.5p上回り、まずは表彰台確定。
コハク選手も、87.5メーター
2位以上を確保。
最後のユヅキ選手、88.5メーター
2本ともトップのポイントでの優勝決定。
コハク選手が2位、
チホ選手が、中学生ではトップの3位となりました。
女子組 公式成績表
ユヅキ選手優勝決定直後に、高校の1年先輩のハヅキ選手、及び、この日はサポート役の大先輩お二人(千葉悠希 選手、佐藤美月 選手)と共に、仲良さそうなショットを撮らせて頂けました
男子組:アサヒ選手&アツシ選手、2年ぶりのジュニオリ金銀!
中学生26名、高校生28名の、総勢54名が参戦された男子組。
1本目
成田絆 選手、88メーター
西田蓮太郎 選手が86.5メーター
坂野旭飛 選手が93.5メーター
8位タイで折り返した西方遥人 選手が、88メーター
暫定トップに立って、残り7人を待ちます。
次の川上航太郎 選手、87メーター
ハルト選手の次にランク。
5位タイで折り返した佐々木星語 選手、85メーター
航太郎選手と同点の、暫定2位に。
同じく5位タイの杉山律太 選手は、86.5メーター
ハルト選手と同点の暫定トップ。
中村正幹 選手、82.5メーター
前週の宮様ノーマル少年組を制したマサキ選手でしたが、この日は表彰台に届かず、この時点の5位。残り3名です。
蓮太郎選手、88メーター
表彰台確定です。
アツシ選手、91メーター
2本目飛び終えた時点で暫定トップに立って、ラストのアサヒ選手を待ちます。
アサヒ選手は97メーター
アツシ選手をさらに越えてきて、優勝決定。
ガッチリ握手を交わしたアツシ選手が2位に入り、お二人が中3時代の2年前と同様に、この両名の金銀メダルとなりました、
蓮太郎選手が3位で銅メダルゲット。
中学2年生のセイゴ選手が6位タイ、
中学1年生の姫野蒼大 選手が、13位に入る健闘を見せてくれました。
いわて国体、野沢の高校選抜、札幌の宮様ラージ、そして名寄ジュニオリと、このところ私は毎週、アサヒ選手の優勝と笑顔を見せて頂けていましたが、この日もご両親と一緒に素晴らしい表情を見せてくれました。
表彰式女子組
1位 佐藤柚月 選手(札幌日大高1年)
2位 日野森琥珀 選手(余市紅志高1年)
3位 竹内千穂 選手(木島平中3年)
4位 櫻井羽奈 選手(余市西中3年)
5位 池田葉月 選手(札幌日大高2年)
6位 長谷川芽依 選手(名寄中3年)
6位 菊池楼紗 選手(名寄中1年)
8位 三上琳加 選手(余市紅志高1年)
9位 内田ここな 選手(野沢温泉中3年)
10位 山﨑詩由衣 選手(木島平中1年)
表彰式男子組
1位 坂野旭飛 選手(下川商高2年)
2位 成田絆 選手(花輪高2年)
3位 西田蓮太郎 選手(下川商高1年)
4位 杉山律太 選手(下川商高2年)、
4位 西方遥人 選手(飯山高2年)
6位 川上航太郎 選手(札幌日大高3年)
6位 佐々木星語 選手(札幌日大中2年)
8位 中村正幹 選手(東海大札幌高3年)
9位 森恢晟 選手(東海大札幌高2年)
10位 三上託摩 選手(積丹美国中2年)
なお、男子組2位のアツシ選手や、9位のカイセイ選手は、この試合後すぐに欧州遠征に向かうことになったため、翌日のコンバインドの試合には出られなくなりました。
今シーズンの高校生以下の上位に君臨されていた選手達が、ジュニオリのコンバインドに出場されないのは残念でもありましたが、強行日程の中でスペシャルの試合だけでも出てくれたことは、嬉しかったですね。
この大会は全日本中学選抜スキー大会を兼ねており、中学生の学年別男女別表彰も実施されました。
表彰式 中学1年女子
1位 菊池楼紗 選手(名寄中1年)
2位 久保田凛々子 選手(野沢温泉中1年)
表彰式 中学1年男子
1位 姫野蒼大 選手(前田中1年)
2位 森大耀 選手(福井野中1年)
3位 長谷川琉已 選手(名寄中1年)
4位 杉山瑶太 選手(野沢温泉中1年)
5位 村山未来翔 選手(城南中1年)
6位 橋本岳音 選手(白馬中1年)
表彰式 中学2年女子
1位 藤原柚香 選手(東月寒中2年)
2位 美ノ谷佳鈴 選手(江別一中2年)
3位 池田咲希 選手(上川中2年)
表彰式 中学2年男子
1位 佐々木星語 選手(札幌日大中2年)
2位 三上託摩 選手(積丹美国中2年)
3位 西澤希陸 選手(白馬中2年)
4位 岡部凛大郎 選手(江別三中2年)
5位 清水絢心 選手(福井野中2年)
6位 髙橋劉成 選手(伏見中2年)
表彰式 中学3年女子
1位 竹内千穂 選手(木島平中3年)
2位 櫻井羽奈 選手(余市西中3年)
3位 長谷川芽依 選手(名寄中3年)
4位 内田ここな 選手(野沢温泉中3年)
5位 山﨑詩由衣 選手(木島平中3年)
6位 海沼優月 選手(花輪中3年)
表彰式 中学3年男子
1位 糸氏琉人 選手(白馬中3年)
2位 清水広大 選手(米沢六中3年)
3位 布施飛雄真 選手(山形三中3年)
4位 富井孝 選手(野沢温泉中3年)
5位 遠田廣斗 選手(湯沢北中3年)
6位 清水優貴 選手(妙高中3年)
選手の皆さんお疲れ様でした。
下記YouTubeチャンネルに、今大会で撮影させて頂いた全動画を投稿しておりますので、宜しければこちらも併せてご視聴ください。
JOCジュニオリ2023スペシャル 2023/03/11(土) 名寄ピヤシリ – YouTube