第24回伊藤杯シーズンファイナル 2023/03/18(土) 大倉山ジャンプ競技場

2022-2023シーズン

シーズン最後に、大松選手悲願のシニア大会初優勝!

2022-2023シーズンも、遂に伊藤杯シーズンファイナル。

W杯等は、まだ試合が残ってますが、私にとってもこの試合が今シーズンラスト観戦になりました。

女子組:明香選手、ファイナルも圧勝

女子は、エントリー15名のうち、13名が出場。

1本目

10番スタートの佐藤柚月 選手が、103.5メーター

72.4pで、この時点のトップ。


13番の櫻井梨子 選手は、195メーター

75.3pで、ユヅキ選手を2.9p上回ってトップ。


14番、2月以降負け無しが続いている岩佐明香 選手。
K点を越えて127メーター

117.5pで断然1位。


ラスト15番の小林諭果 選手は、119メーター

98.4pで2位に。


女子1本目終了

ハルカ選手が20p近い差を付けて断然トップ。
以下、ユカ選手、リコ選手、ユヅキ選手が続く展開となりました。


2本目



渡邉陽 選手、88.5メーター

96.8pで、この時点の2位。


日野森琥珀 選手、97.5メーター

125.6p。残り4人の所で暫定トップ。


ユヅキ選手、98.5メーター

144.2pで、コハク選手を上回って暫定トップ。


リコ選手、94.5メーター

140.4p。ユヅキ選手のポイントに僅かに届かず。
ユヅキ選手の表彰台が確定。


ユカ選手、116メーター

201.3pで、2位以上を確保。


そして最後のハルカ選手、116.5メーター

2本ともトップのポイントで、トータル228.4p。
2位に27.1p差を付けての圧勝となり、連勝のまま、今シーズンを終えられました。


女子最終





男子組:勇研選手が1本目トップに立つも、大松選手が混戦を制す

男子はエントリー43名中、引退選手4名を含む38名が出場。

1本目

24番スタートの宮﨑敬太選手、124.5メーター

119pで、ここまで飛んだ中でトップ。


30番の池田龍生 選手、122メーター

120.7p。敬太選手のポイントを上回り、ここまでのトップ。


34番の小林朔太郎 選手、124メーター

122.9p。龍生選手の上に立ち、ここまでのトップ。


38番の竹花大松 選手、129.5メーター

向かい風に変わった減点も有り、ポイントは124.2p。
それでも朔太郎選手を1.3p上回って、ここまでで1位。


39番、内藤智文 選手、127.5メーター

119.9p。龍生選手とケイタ選手の間に入って、4位。


ラスト42番、岩佐勇研 選手、125メーター

125.1p。1本目をトップで折り返します。


男子1本目終了

というわけで、1本目は勇研選手がトップですが、
0.9p差でダイマツ選手、
1.3p差で朔太郎選手、
2.2p差で龍生選手、
0.8p差でトモフミ選手、
0.9p差でケイタ選手と、
上位6人が僅か6.1p差の中にひしめく大混戦となり、
2本目次第で順位が変動する可能性も高くなりました。


2本目



まず、ケイタ選手は、126.5メーター

246.2p。この時点の1位。


次のトモフミ選手、129.5メーター

快心のジャンプで、トータル252.4p。
ケイタ選手を上回って暫定1位。


龍生選手は、122.5メーター

トータルポイントは241pで、トモフミ選手とケイタ選手に次ぐ暫定3位。


1本目3位で折り返した朔太郎選手、127メーター

246.2pでトモフミ選手に届かず。
トモフミ選手の表彰台が確定。


 そして1本目に0.9p差で2位だったダイマツ選手、127.5メーター

微妙な飛距離でしたが、127.5pと表示され、トモフミ選手を僅か0.1p上回って暫定1位。


そして今シーズン大倉山ラストジャンパーとなったユウケン選手。128メーター飛びましたがー

追い風加点が1.0に留まり、トータル249.1pとなって、最終順位は3位。


トモフミ選手やユウケン選手に祝福されてから、ようやく、ご自身が優勝したことを実感されたようで、観客席側に向かって何度も何度も会釈しながら喜ぶダイマツ選手の姿が素晴らしく感動的でした。

男子最終



優勝のダイマツ選手

今シーズン、ほとんどの試合で入賞され、表彰台にも何度か上がられていたダイマツ選手。

各試合後に私が祝福に行くたびに、優勝出来なかったことを悔しがっておられましたが、土屋ホーム入社3年目の最後の最後で遂に、シニア大会を制しました。




ラストフライト

全選手の2本目終了後に、シーズンファイナル恒例の引退選手によるラストフライトが行われました。

まずは、東海大4年、山中規暉 選手。



次に、土屋ホーム、伊藤将充 選手



そして、雪印メグミルク、原田侑武 選手



最後に、雪印メグミルク、栃本翔平 選手





表彰式 女子組

1位 岩佐明香 選手(大林組)
2位 小林諭果 選手(CHINTAI)
3位 佐藤柚月 選手(札幌日大高1年)



表彰式 男子組

1位 竹花大松 選手(土屋ホーム)
2位 内藤智文 選手(米沢市SC)
3位 岩佐勇研 選手(東京美装)



4位 小林朔太郎 選手(慶大4年)
4位 宮﨑敬太 選手(東京美装)
6位 池田龍生 選手(慶大4年)




引退選手の挨拶

モトキ選手



マサミツ選手



ユウム選手



翔平選手



青野導さんによるラストコール

そしてシーズン最後は、青野さんによる引退選手のラストコールです。



ここ3年間は、大会自体の中止や、台滑りへの変更、ラストフライト無し、等々が続きましたので、「ラストフライト」と「ラストコール」の両方を観られたのは久しぶりでした。

札幌ノイズチームの皆さんによる「声出し」もこの大会から復活し、ようやく、本来の形に戻ってきた感も有る大会でした。

引退された選手の皆さん、お疲れ様でした。

今後も競技を続けられる選手の皆さんは、また来シーズンも応援させてください。




下記YouTubeチャンネルに、今大会で撮影させて頂いた全動画を投稿しておりますので、宜しければこちらも併せてご視聴ください。
第24回伊藤杯シーズンファイナル 2023/03/18(土) 大倉山ジャンプ競技場 – YouTube

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