カナダ・ルティト選手、蔵王でW杯初優勝
年明け連休には、札幌で女子W杯とHBC杯が開催されましたが、私は仕事の都合に撚り観戦出来ず、
3年ぶり開催となった女子W杯蔵王大会が2023年最初の観戦となりました。
蔵王では金土日の3連戦で、初戦は個人戦。
先週の札幌で優勝したカタリナ・アルトハウス選手(ドイツ)や、アンナ・ストロン選手(ノルウェー)、W杯総合1位をひた走るエヴァ・ピンケルニッヒ選手(オーストリア)らが優勝候補ですが、W杯ランク17位ながらこのところ上位に来ることが多いアレックサンドリア・ルティト選手(カナダ)も表彰台の有力候補でした。
1本目
25番スタート、まさに要注目のアレックサンドリア選手が、98.5メーター。
全員が飛び終えても、それを越えられる選手が現れず、結局1本目をトップで折り返し。
10ポイント近い差が付いた2位に、エヴァ選手。
ドイツのセリーナ・フライターク選手が3位に続く展開になりました。
2本目
7位折り返しのチアラ・クロイツァー選手が、92.5メーター
この後、4人を抜き、残り2名となった所で表彰台が確定。
そして、1本目2位のエヴァ選手が、94.5メーター
飛び終えた時点で、同僚のチアラ選手と一緒に表彰台に上がれることを知り、大喜びで、全力で、チアラ選手が待つリーダーボード前へ。
そして1本目に大差を付けてトップに立っていたアレックサンドリア選手は、95メーター
見事、逃げ切りで、W杯初優勝を達成。
公式成績表
フォトセッション
1位 アレックサンドリア・ルティト 選手(ドイツ)
2位 エヴァ・ピンケルニッヒ 選手(オーストリア)
3位 チアラ・クロイツァー 選手(オーストリア)
表彰式
#AlexandriaLOUTITT
#EvaPINKELNIG
#ChiaraKREUZER
なお、日本勢は、丸山希 選手の9位が最高位でしたが、
中山和 選手(23位)
と、
一戸くる実 選手(25位)
が、揃って2本目にも進出し、
W杯初ポイントを獲得されました。
お二人とも、中学生2年時に、ここ蔵王W杯でテストジャンパーを担ってくれており、その時に「将来、W杯本戦で飛んで、ポイント取って欲しい」と思いながら観させて貰っていましたが、4年後のこの日に実現して良かったです。