北京五輪団体銅メダルの山本涼太選手、記録会で貫禄の圧勝
富山にてオータムジャンプ大会を観戦させて頂いた翌週末、今度は白馬でのコンバインド記録会の観戦に向かいました。
この大会は、
男子B組(ジャンプNH+ローラー6km)
女子組(ジャンプNH+ローラー5km)
男子A組(ジャンプNH+ローラー10km)
に分かれて順位が競われ、
前半ジャンプは白馬ジャンプ競技場、後半ローラーは白馬クロスカントリー競技場(通称:白馬スノーハープ)が会場となります。
男子B組:高橋佳佑選手、逃げ切り優勝
この組には、中学生3名を含む6名が出場。
前半ジャンプ
野沢温泉中3年の富井孝 選手、79.5メーター
田口SC所属の竹田元 選手、88メーター
東海大4年の高橋佳佑 選手、89.5メーター
前半ジャンプ終了
電光掲示板やスタートリスト等に「高橋圭佑」と表示されてますが、正しくは「高橋佳佑」です。
後半ローラー
男子B組は、1.5kmコースを4周します。
スタートリスト
スタートシーン
1周目を終えて、2周目に入る地点。
ケースケ選手がトップを走ります。
ちょうど中間地点。
3周目を終えて、いよいよ最終周へ。
ゴールシーン
ケースケ選手がガッツポーズで1位ゴール。
スタート時とほぼ同じタイム差で、ゲン選手が2位。
タカシ選手が3位に入り、優貴選手がラップを取って4位。
キズナ選手も、良く頑張りました。
最終成績
1位のケースケ選手と、2位のゲン選手。笑顔で健闘を称え合いました。
女子組:葛西春香選手、ジャンプでトップに立ち、後半逃げ切り優勝
女子組は、中学生二人(妙高の野呂梨渚奈 選手と、札幌から唯一人参戦の藤原柚香 選手)を含む、10名が出場。
前半ジャンプ
葛西春香 選手、89.5メーター
葛西優奈 選手、88.5メーター
7月の朝日全日本サマーコンバ優勝者でもある中村安寿 選手、87メーター
前半ジャンプ終了
後半ローラー
女子組は、1.5kmコースを3周します。
スタートリスト
スタートシーン
1周目の終わり。
トップのハルカ選手から17秒差でスタートしたユウナ選手が、4秒差にまで迫って来ており、
サナ選手とアヤネ選手は、スタート直後からずっと仲良く並走されてます。
2周目の終わり。
葛西姉妹が並走しながら最終周へ。
アンジュ選手も快調に通過し、
サナ選手とアヤネ選手は少し差が広がりました。
ゴールシーン
最後は1秒差で、ハルカ選手が1位ゴール。
2位にユウナ選手、
20秒後にアンジュ選手が入りました。
女子組 公式成績表
男子A組:山本涼太選手、95.5メーターでトップに立っての逃げ切り優勝
この組には、40名が出場。
前半ジャンプ
飯山高3年の山﨑叶太郎 選手、85.5メーター
前半ジャンプは、高校生以下ではトップとなる5位です。
中大3年の畔上祥吾 選手、87.5メーター
前半3位となりました。
慶大4年、ジャンプ好調の小林朔太郎 選手、84.5メーター
前半ジャンプ4位でしたが、後半ローラーは棄権されてます。
早大3年の山本侑弥 選手、82.5メーター
前半6位です。
早大4年の谷地宙 選手、92メーター
素晴らしいジャンプで、前半2位に付けます。
北京五輪での団体銅メダルアンカー山本涼太 選手、95.5メーター
断然トップで後半に臨めます。
前半ジャンプ終了
後半ローラー
男子A組は、2.0kmコースを5周です。
スタートリスト
スタートシーン
1周目終わり。
涼太選手がトップを走りますが、ソラ選手が約45秒差に詰めて来ており、
アグリ選手と祐選手は早くも順位を上げてきています。
2周目の終わり。
トップの涼太選手が順調に通過。
40秒後にソラ選手、更に35秒後にショーゴ選手、
45秒後にキョウタロウ選手、10秒後にアグリ選手とユウヤ選手が続きます。
3周目の終わり。
涼太選手とソラ選手との差が、また少し縮まって、33秒。
45秒後にショーゴ選手、更に40秒離れてアグリ選手、
10秒後にユウヤ選手とキョウタロウ選手が続き、
祐選手が、その後方30秒差から追っています。
4周目の終わり。
周回遅れ選手を次々に抜きながら、涼太選手が最終周へ。
45秒差に開いて、ソラ選手。
50秒後にショーゴ選手、40秒差変わらずアグリ選手。
キョウタロウ選手とユウヤ選手は並走しながら前との差をキープしてますが、
その後に祐選手が、10数秒後にまで迫ってきました。
ゴールシーン。
涼太選手がトップを守ってゴール。
ソラ選手、ショーゴ選手がスタート順通りにゴールし、
先週の富山オータム2冠のアグリ選手が5人抜いて4位。
ユーヤ選手も順位を上げて5位で入り、
祐選手は、最後の最後でキョウタロウ選手も抜いて、14番スタートから6位にまで上がってきました。
男子組 公式成績表
表彰式 男子B組
1位 高橋佳佑 選手(東海大4年)
2位 竹田元 選手(田口SC)
3位 富井孝 選手(野沢温泉中3年)
4位 清水優貴 選手(妙高中3年)
5位 近藤絆 選手(牧中1年)
表彰式 女子組
1位 葛西春香 選手(早大1年)
2位 葛西優奈 選手(早大1年)
3位 中村安寿 選手(ショウワ)
4位 畔上沙那 選手(日体大3年)
5位 宮﨑彩音 選手(早大2年)
6位 沢谷亜海 選手(サッポロノルディックSC)
表彰式 男子A組
1位 山本涼太 選手(長野日野自動車)
2位 谷地宙 選手(早大4年)
3位 畔上祥吾 選手(中大3年)
4位 清水亜久里 選手(ユーグレナ)
5位 山本侑弥 選手(早大3年)
6位 小山祐 選手(岐阜日野自動車)
表彰式 ベストジュニア賞
高校生以下のトップ、男子A組7位 山﨑叶太郎(飯山高3年)
大勢のコンバインド選手が参戦されたこの大会は、晴天にも恵まれ、素晴らしいレースも見せて頂けました。
この日も観戦に来て良かったと思います。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
下記YouTubeチャンネルに、今大会で撮影させて頂いた全動画を投稿しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
2022白馬コンバインド記録会 2022/10/01(土) 白馬ジャンプ競技場&白馬スノーハープ – YouTube