とやま❆なんと国体2020コンバインド 2020/02/18(火) 立山シャンツェ&粟巣野クロスカントリーコース

2019-2020シーズン

国体コンバの朝は、目覚めたら、平野部でも数十センチの積雪。
「降らなければ会場変更も有りうる」と言われていたコンバインドも、これで安心と思いきや、それだけでは有りませんでした。

ジャンプ台は、前日とは全く違った銀世界で、それも新雪が大量に積もった状態。
当然ながら整備に時間が掛かり、試合開始は多少の遅延。

そんな中、
少年男子

前半ジャンプ
が始まりましたが、

テストジャンパーの #安澤翔一 選手を初め、転倒者が続出。
その度に何度も中断しながら、必死の整備が入りましたが、また数人後に転倒の繰り返し。

結局、6人目の転倒者( #小野沢泰雅 選手)が出たところで、遂にキャンセル⇒PCR採用が決まりました。

動画は、私がInstagramを始めた当初から良く見てくれているタイガ選手の転倒ジャンプ。

怪我しないように上手く倒れたことに私はまず感心しましたが、転倒しながらこんなに悔しがった選手も珍しいですね。
この盛大な悔しがり方が、競技役員に続行を諦めさせたと言える面も、多少は有るかもしれません。。。

この後、PCR採用で48秒差の9位スタートとなったタイガ選手は、転倒の影響も無く、最終的には見事6位に入賞され、私も嬉しかったですね

後半クロカン

前日に行われていたPCRの結果では、

#宮崎諒 選手、99.0p
#西方優人 選手、98.0p +0:04
#中澤拓哉 選手、96.5p +0:10
#中村正幹 選手、96.0p +0:12
#高橋浩貴 選手、90.5p +0:34
#山﨑叶太郎 選手、89.0p +0:40
#森野幹登 選手、88.0p +0:44
#安保光 選手、87.5p +0:46
#小野沢泰雅 選手、89.0p +0:48

ですが、
トップスタートとなるはずの諒選手は、この日のジャンプで転倒され、大怪我では無かったものの、大事をとって後半クロカンは棄権。
20名でのレースとなりました。

まず、スタートシーン



2.5km地点(1周目が終わって、2周目へ)

実質的なトップスタートとなったユウト選手と、直後に出たタクヤ選手が、一定の間隔を保ったまま1周目を終えて2周目の坂へ。

1分以上空いた後に、5番スタートのコウキ選手と、6番のキョウタロウ選手が3位4位で通過。

その後、9番のタイガ選手を先頭にした3人集団(8番ヒカル選手、4番マサキ選手)に、11番の #千葉大輝 選手と 15番の #千葉悠希 選手の兄弟が早くも追いついてきました。

5.0km地点(2周目が終わって、3周目へ)

トップを走るユウト選手と、2位のタクヤ選手との差は、依然として変わらず数秒差。
このような場合、追いついて並走するケースが多いのですが。敢えて追いつかずに数秒後を走る作戦のようにも見えます。

その後、チバユウ選手が早くも3位に浮上し、
4位で来たのはキョウタロウ選手。
タイキ選手&タイガ選手&ヒカル選手が5位に並走し、
18番スタートの #木村航大 選手が入賞圏内の8位に上がってきました。

7.5km地点(3周目が終わって、最終周へ)

ここでもまだユウト選手が単独トップを走ってますが、最終周を前にして、2位タクヤ選手が差を詰めてきているようです。

チバユウ選手は後続を振り切っての独走で、もうこのまま3位は確定でしょう。

4位集団の中からタイキ選手が抜け出し、
その後に、キョウタロウ選手&ヒカル選手&タイガ選手の3人が行くと思いきや、
8番目を走っていた航大選手が、私の目の前で3人を一気に抜いて5位に上がりました。

ゴールシーン

ユウト選手とタクヤ選手の争いは、競技場内にまで持ち込まれ、一時的にタクヤ選手が一歩前に出たものの、最後の直線でユウト選手が抜き返して優勝!。

#畔上祥吾 選手や #山本侑弥 選手といった強豪3年生達が不在な中で、2年生と1年生が飯山高校に国体1位2位をもたらしました。

ゴール後、なかなか起き上がれないユウト選手が、倒れたまま「タクヤ!ナイスラン!」と称賛しているシーンが素晴らしく、競技役員の方々の尽力のお陰で試合が開催出来て本当に良かったと、この時に改めて感じました。

3位~5位は、チバユウ選手、タイキ選手、航大選手と、いずれも、15番、11番、18番からのジャンプアップでの入賞。

タイガ選手、キョウタロウ選手、ヒカル選手も、国体で嬉しい入賞です。



1位のユウト選手


2位のタクヤ選手



3位のチバユウ選手と、4位のタイキ選手

15番スタートから12人も抜いて、3位に入ったチバユウ選手と、
11番スタートから7人も抜いたものの、お兄さんには遠慮したタイキ選手。
ご兄弟での3位4位に、お父様もとても嬉しそうでした。


成年男子B


エントリーは17名でしたが、出場は16名。

前半ジャンプ

こちらも前日に行われたPCRの成績が採用され、

#永井健弘 選手、114p
#清水亜久里 選手、103.5p +0:42
#樋口浩明 選手、102.5p +0:46
#小山祐 選手、101.5p +0:50
#湊祐介 選手、93p +1:24
#山元駿 選手、91.5m +1:30

前日のスペシャルで3位のタケヒロ選手がトップスタートを取り、
アグリ選手が42秒差の2番。

その後を、ヒロアキ選手とユウ選手が数秒差で続き、
そこから30秒ほど後に裕介選手やシュン選手。

ですので、アグリ選手とユウ選手が、タケヒロ選手に追い付けるか、
裕介選手や、その他のクロカンスペシャリスト達が、何番まで上がってこれるか、
に注目のレースとなりそうです。

後半クロカン

成年Bは、2.5kmコースを2周です。

スタートシーン



2.5km地点(1周目が終わって、最終周へ)

アグリ選手とユウ選手の二人が、早くもタケヒロ選手を捕え、
後半はこの二人の勝負となりそうです。

ヒロアキ選手が4位、祐介選手が5位で通過した後、
8番スタートの #上村亮介 選手が、既に2名抜いて6位に上がってきました。


ゴールシーン

アグリ選手とユウ選手の争いは、遂に競技場内へ入り、
周回とゴールが分岐する地点ではアグリ選手が少し前に出ました。

そこからコーナーを回って最後の直線の争いとなり、
肉眼ではどちらが先なのか分からなかった状態での両者ゴール。

その場では、どちらが勝った等のアナウンスが無く、
3番目に裕介選手、4番目に亮介選手、5番目にタケヒロ選手がゴール。

その後、陽一選手、#荻原健司 選手、シュン選手が入り、
ここまでが入賞だと思って見ていたのですが、


後に公表されたリザルトは下記のようになっており、
1位アグリ選手、2位は裕介選手で、3位が亮介選手。

ユウ選手の名前が無いと思ったら、なんと、失格者の所に有り、
そのため、下位の選手が1番ずつ繰り上がり、#高尾洋平 選手までが入賞となったようです。

この件に関して、場内での説明等は一切無かったので、私は訳が分からないまま表彰式を見て帰ったのですが、東京へ戻る途中にユウ選手ご本人から「動画が有ったら見たい」との連絡を頂けましたので、その返事をするついでに顛末を聞けました。

最終周の周回とゴールのレーンが分かれる所で、ユウ選手が、ゴールへ向かう方のレーンではなく、周回側のレーンを通ったから、ということのようです。

私が撮らせて貰っていた動画の中から、
問題のシーンと思われる所をカットした静止画がこちらです。

写真の右に写っているアグリ選手は、赤いコーンのこちら側を走っていますが、
左のユウ選手は、その左の青いコーンの向こう側。

アグリ選手が先にゴールレーンに入ったため、ユウ選手は接触を避けようとして左から回り込まれたようなのですが、それが走路違反となるということを、私はこの日まで知りませんでした。

ユウ選手としては、何とも悔やまれる結果だったかと思われますし、
アグリ選手や、他の繰り上がった選手達も、後味が悪かったと思いますけれども、
結果はともかく、このような素晴らしいレースを見せてくれたことに、私は選手達に感謝したいと思いました。


成年男子A

出場は30名。

前半ジャンプ

こちらもPCRの結果で、

#曽根原郷 選手、116p
#小林朔太郎 選手、112p +0:16
#三ヶ田泰良 選手、110.5p +0:22
#村上純人 選手、103.5p +0:50
#傳田翁玖 選手、103p +0:52
#傳田英郁 選手、103p +0:52

クロカンも強いソネゴウ選手が、前半ジャンプだけで既にトップに立ち、
16秒後に朔太郎選手、さらに4秒後にタイラ選手。

その後は30秒ほど空いてジュント選手、
そのすぐ後に傳田兄弟。

以下、#山元一馬 選手や、#東澤優輝 選手、#山中規暉 選手らがその後に出るということになりました。

後半クロカン

2.5km地点(1周目が終わって、2周目へ)

ソネゴウ選手がトップで通過された後、
約20秒後に朔太郎選手とタイラ選手が並走。

4番目にやってきたのは傳田兄弟で、
その後に、7番スタートのカズマ選手と、4番スタートのジュント選手。

その後から、9番の #木村吉大 選手や、16番の #柴草陽祐 選手が上がってきています。


5.0km地点(1周目が終わって、2周目へ)

独走のソネゴウ選手と、
2位3位を行く朔太郎選手とタイラ選手、
4位5位を行く傳田兄弟は変わらず。

16番スタートのヨウスケ選手が暫定6位にまで上がり、
ヨシヒロ選手7位、
そのすぐ後を、ジュント選手が8位で粘っています。


7.5km地点(1周目が終わって、2周目へ)

ソネゴウ選手と、後を行く朔太郎選手&タイラ選手の差はさらに広がり、
残り1周なので、ソネゴウ選手の優勝はほぼ決まりでしょう。

傳田兄弟は、兄のトシヒサ選手が前に出て単独4位ですが、
弟のヒデフミ選手もまだ5位の位置。

ヨウスケ選手が6位で通過した後、
ジュント選手とヨシヒロ選手で7位8位。

後続とは30秒以上開きましたので、
ここまでの8選手が入賞となりそうです。

ゴールシーン

ソネゴウ選手、スタートからゴールまで全て独走のまま、余裕の走りで1位ゴール。

4秒差でスタートした朔太郎選手とタイラ選手の争いは、並走まま、最後の直線に入り、私の背後で両者に向けた檄が飛ぶ中、ほぼ同時にゴール。

後に公表された下記リザルトによれば、タイラ選手が2位で、朔太郎選手は0.2秒差の3位でした。

傳田兄弟と、ヨウスケ選手が相次いでゴールされた後、
7位で帰ってきたのはジュント選手。

ヨシヒロ選手が8位で入り、その後も次々と選手がゴールされ、
全選手が頑張って完走されました。



優勝ゴール直後のソネゴウ選手

結果的にはラップも取り、完全優勝でしたね。


タイラ選手と朔太郎選手のゴールシーン

動画を撮りながらでは分かりませんでしたけど、
こうして静止画にしてみると、確かに、向かって右のタイラ選手のスキーの先端の方が、僅かに早かったように見えますね。

表彰式 少年男子


1位 #西方優人 選手(長野県・飯山高2年)
2位 #中澤拓哉 選手(長野県・飯山高1年)
3位 #千葉悠希 選手(北海道・下川商高3年)



4位 #千葉大輝 選手(北海道・札幌日大高1年)
5位 #木村航大 選手(秋田県・花輪高3年)
6位 #小野沢泰雅 選手(長野県・飯山高1年)
7位 #山﨑叶太郎 選手(新潟県・上越教育大附属中3年)
8位 #安保光 選手(秋田県・花輪高3年)



表彰式 成年男子B


1位 #清水亜久里 選手(新潟県・ユーグレナ)
2位 #湊祐介 選手(秋田県・シード)
3位 #上村亮介 選手(長野県・さくら不動産)



4位 #永井健弘 選手(岩手県・盛岡市役所)
5位 #永井陽一 選手(岩手県・松尾中教員)
6位 #荻原健司 選手(長野県・TWINDS)
7位 #山元駿 選手(富山県・ゴールドウィン)
8位 #高尾洋平 選手(富山県・ニブロファーマ)



表彰式 成年男子A


1位 #曽根原郷 選手(新潟県・東京美装)
2位 #三ヶ田泰良 選手(岩手県・JR盛岡)
3位 #小林朔太郎 選手(群馬県・慶大)



4位 #傳田翁玖 選手(岐阜県・岐阜日野自動車)
5位 #傳田英郁 選手(長野県・早大)
6位 #柴草陽祐 選手(岩手県・盛岡工高職員)
7位 #村上純人 選手(岩手県・法大)
8位 #木村吉大 選手(秋田県・専大)



以上で、2020年富山国体の、2日間に渡るスペシャルジャンプとコンバインドの競技が、全て終了となりました。

前日のスペシャルの観戦ブログの方に書きましたけれども、
この冬は深刻な雪不足で、年始の頃から開催が危ぶまれていて、私も、毎日、積雪状況をチェックしながら心配しておりました。
それだけに、「開催可否を決める」と公表されていた前日に纏まった降雪が有った時は、地元の選手達と連絡を取って喜び合っていたほどでした。

それに、この直後から、コロナの影響で各地の大会が軒並み中止となり、
この2020富山国体も、日程があと1週間遅かったら中止になっていたのです。

そうしたことから「奇跡の国体」とも呼ばれていたようですが、
それもこれも、関係者の方々の「大会を成功させたい」という熱い思いが報われた結果であり、
素晴らしい大会を観させて頂けたことに感謝致します。


今大会に撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
とやま❆なんと国体2020コンバインド 2020/02/18(火) 粟巣野クロスカントリーコース – YouTube


#skijumping
#skoki