第2回日本ビール杯兼第31回妙高高原サマー 2024/10/13(日) 妙高高原赤倉シャンツェ

2024-2025シーズン

今年で2回目となる日本ビール杯。
前回は、他の大会と日程が被ったために観られませんでしたので、(日本ビール杯としては)今年が初観戦となります。

今回は、チームタクカップに出場されていた小中学生達の多くが、翌日のこの大会にも参戦されたことで、大盛況となりました。

小学1~4年生の部

この大会の小学生の階級分けは、チームタクカップ(1~3年生の低学年と、4~6年生の高学年の、それぞれ男女別)とは異なり、「4年生以下」と「5,6年生」の男女区別無しとなっています。

そのため、4年生が1~3年生の選手と対決したり、男女の争いとなったりすることも有り、観ているだけの私にとっては、前日の結果との比較の意味でも、興味深い試合となりました。

その中で、まずは、4年生以下。
出場は8名で、そのうち女子が5名です。

1本目

Bib.1、南魚沼の #細矢瑛太郎 選手、37m(45.8p)で3位
Bib.8、札幌の #谷奥梓羽 選手、46m(70.9p)で1位
Bib.9、白馬の #長澤世羅 選手、43m(63.7p)で2位

いずれも4年生で、前日は上級生の高い壁に阻まれて表彰台を逃した選手達でしたが、今日はこの選手達による優勝争いとなりそうです。

2本目

小学生もリバースで飛ばれた2本目は、

まず、エイタロウ選手

33メーター


セラ選手、

43.5メーター


そして、アズハ選手は

45.5メーター

結果、1本目の順位と変わらず、
アズハ選手が優勝、2位セラ選手、3位エイタロウ選手でした。



優勝決定直後、お父様と一緒のアズハ選手。

道内の大会では実績のある選手で、私もこれまで何度となく観させて貰ってきましたが、この日は新潟県に乗り込んでのこの結果。
とても嬉しそうなご様子で、優勝出来て良かったですね。


小学5,6年生の部

前日のチームタクカップで男女の表彰台に上がった6名を含む、総勢16名が参戦したこの階級。

1本目

Bib.23 #野呂琉也 選手、55.5m(100.2p)
Bib.25 #竹田健太郎 選手、59.5m(108.8p)
Bib.26 #姫野誠也 選手、55.5m(100.2p)

ケンタロウ選手が断然トップに立ち、リューヤ選手とセイヤ選手が2位に並ぶ展開。
前日3位の #花岡琉輝 選手は1本目4位で、#佐々木晴姫 選手、#中村琉聖 選手が5位6位に付けています。

2本目

1本目4位、連日の表彰台を狙って飛んだルキ選手

59.5メーター。
大ジャンプで、後続の3名にプレッシャーを掛けました。


1本目2位タイのリューヤ選手

57.5メーター。
ガッツポーズも出た満足ジャンプで、ルキ選手を上回って暫定トップに立ちます。


同じく1本目2位のセイヤ選手は

57メーター。暫定2位。


そしてラストのケンタロウ選手

62メーター。この日唯一のK点超で、文句無しの優勝決定。

2位にリューヤ選手、3位がセイヤ選手。
ルキ選手は2本目だけなら2位の高ポイントでしたが、最終順位は4位。

ハルヒ選手が女子最高の5位に入り、#中村琉聖 選手が6位。
前日表彰台の #安立恋音 選手と #岡柚子葉 選手も、男子と一緒の階級の中で、8位9位と健闘されました。



ケンタロウ選手は、

連日の優勝で、この日はミディアムヒルの最長不倒賞も獲得されました。


女子の部

中学生以上の女子が対象のこの階級は、中学生6名、高校生2名を含む、総勢11名が参戦。

1本目

Bib.39 #近藤きよら 選手、50.5m(85.7p)
Bib.40 #安立寿音 選手、49.5m(81.3m)
Bib.41 #久保田凛々子 選手、49m(81.6p)
Bib.42 #鴨田鮎華 選手、56m(101.4p)
Bib.43 #石﨑葵 選手、48m(77.7p)

A級大会でも優勝経験が有るアユカ選手が頭一つ抜けた感じですが、
他の4名が拮抗しており、2本目での表彰台争いに注目です。

2本目

1本目5位のアオイ選手

55メーター。
ガッツポーズも出た満足ジャンプで、ここまでのトップ。


スズネ選手

57メーター。アオイ選手を上回り、暫定トップです。


リリコ選手

54.5メーター。
スズネ選手が上で、表彰台確定。


きよら選手は

59.5メーターも飛びましたが、残念ながら着地出来ず、リリコ選手が表彰台。


最後のアユカ選手は

56.5メーター。2本ともトップの優勝決定です。

前日に中学生女子の部で表彰台に上がった3名(スズネ選手&リリコ選手&アオイ選手)が2位~4位に並び、
きよら選手は5位、
6位には #野呂梨渚奈 選手が入りました。



中学生男子の部

前日のチームタクカップ中学生男子の部に参戦されていた面々が、ほぼそのまま出場されたこの階級。
新潟・長野の各県と北海道から、総勢15名です。

1本目

Bib.65 #森大耀 選手、82.5m(94.5p)
Bib.65 #姫野蒼大 選手、84.5m(99.5p)
Bib.67 #竹田葵 選手、85.5m(102p)

2本目

2本目に向かう際の #南雲蒼空 選手に闘魂注入👊



1本目3位のタイヨウ選手

96メーターまで飛びましたが、着地出来ず。
転倒しても暫定トップで、表彰台は確保しました。


そして、前日優勝ながら、1本目2位に甘んじた蒼大選手は

98メーター!。
大満足ジャンプでガッツポーズ。


そして、97m以上飛ばなければ勝てない状況となったアオイ選手は

89.5メーターに着地。

蒼大選手の連勝で、アオイ選手とタイヨウ選手が今日も2位3位。
以下、#杉山瑶太 選手、#平岡典 選手、#峯村大雅 選手と続いています。

それにしても、結果的に蒼大選手の貫禄2連勝となったとは言え、今日も実に見応えのある内容で、数年後に高校生として戦う選手達の姿が楽しみにもなった試合でしたね。



今日も優勝の蒼大選手と、お父様です

初めての妙高だったそうで、とても嬉しそうな表情を撮らせて頂けました。
記念に残る一枚となったなら幸です。



高校・一般の部

ジュニア主体の大会の中で、高校生以上の男子を対象とした「高校・一般の部」。
実際には高校生は3名だけで、大学生や社会人が28名集まって、31名での争いとなりました。

1本目

Bib.98 #竹花大松 選手、94.5m(123.5p)
Bib.99 #山本涼太 選手、95m(125.5p)
Bib.101 #小林潤志郎 選手、100.5m(137.5p)

ジュンシロウ選手トップ、涼太選手、ダイマツ選手と続き、
4位以降には #小林龍尚 選手、#山﨑叶太郎 選手、#内藤智文 選手が続いています。

2本目

1本目6位のトモフミ選手

98メーター


キョウタロウ選手

88メーター。ここまでの2位。


タツナオ選手

84メーター。ここまでの3位。


ダイマツ選手

92メーター。暫定2位。
トモフミ選手の表彰台が確定。


涼太選手

95メーター。暫定1位で、順位を守りました。


そしてラストの潤志郎選手は

97.6メーターで優勝決定。

2位に涼太選手、3位にトモフミ選手、
4位~6位には、ダイマツ選手、キョウタロウ選手、タツナオ選手。

高校生でのトップは、8位の #布施飛雄真 選手でした。



優勝決定直後の潤志郎選手



この後、
地元出身、昨シーズン限りで引退された #清水礼留飛 選手と、
#葛西紀明 選手が、
エキシビションで対決するという企画が有り、

まず、レルヒ選手は

101.5メーター!


そして紀明選手は

101メーター

会場を沸かせてくれました。


その後のインタビューの様子です。




レルヒ選手より、表彰式前の大会総評



表彰式 小学1~4年生の部


1位 #谷奥梓羽 選手
2位 #長澤世羅 選手
3位 #細矢瑛太郎 選手



4位 #岡哉太 選手
5位 #佐藤希瑚 選手
6位 #目黒はぐ美 選手



表彰式 小学5,6年生の部


1位 #竹田健太郎 選手
2位 #野呂琉也 選手
3位 #姫野誠也 選手



4位 #花岡琉輝 選手
5位 #佐々木晴姫 選手
6位 #中村琉聖 選手



表彰式 女子の部


1位 #鴨田鮎華 選手
2位 #安立寿音 選手
3位 #久保田凛々子 選手



4位 #石﨑葵 選手
5位 #近藤きよら 選手
6位 #野呂梨渚奈 選手



表彰式 中学生男子の部


1位 #姫野蒼大 選手
2位 #竹田葵 選手
3位 #森大耀 選手



4位 #杉山瑶太 選手
5位 #平岡典 選手
6位 #峯村大雅 選手



表彰式 高校・一般の部


1位 #小林潤志郎 選手
2位 #山本涼太 選手
3位 #内藤智文 選手



4位 #竹花大松 選手
5位 #山﨑叶太郎 選手
6位 #小林龍尚 選手


この秋、2度目となる赤倉でのサマー戦でしたが、選手たちのお陰で、、とても素晴らしい試合を観させて頂くことが出来て、とても良かったと思いました。

大会役員、関係書の方々や、各地ジャンプ少年団の方々にも、御礼を申し上げます。



今大会で撮影させて頂いた動画を、下記YouTubeチャンネル(=es_anywhere)の再生リストに集約しておりますので、宜しければそちらも併せてご視聴ください。
第2回日本ビール杯兼第31回妙高高原サマー 2024/10/13(日) 妙高高原赤倉シャンツェ – YouTube



#skijumping
#skoki