富山インターハイの2日後に大倉山で雪印メグミルク杯、そのまた5日後に大倉山でW杯ジャンプが有りましたが、諸般の都合により現地まで行けず、今シーズン29試合目の観戦は蔵王での「国スポ(国民スポーツ大会)」となりました。
この「国スポ」は、去年までは「国体」と呼ばれ、昨年の岩手・田山や、4年前の富山・立山にて、選手達や、大会運営関係者の方々のお陰で、沢山の感動を頂けておりました。
それも有って、今年も早い段階から楽しみにしていて、平日でしたが、なんとか都合付けて、蔵王までやってきたのでした。
少年男子
少年男子(高校生以下)は、高校生22名に中学生5名が加わり、総勢27名がエントリー。
1本目
Bib.25、下川商高3年の #坂野旭飛 選手が、98.5メーター
1本目は、アサヒ選手がトップ。
中学3年の #岡部凛大郎 選手と #三上託摩 選手が2位3位に続き、
4位~6位には、 #西方遥人 選手 #成田絆 選手 #杉山律太 選手の高校3年生が並びますが、
7位にも中学3年の #佐々木星語 選手が付き、「高3勢の中に、果たして何人の中3勢が割って入れるか?」とも言えるかのような様相を呈してきました。
2本目
1本目7位のセイゴ選手、93メーター
素晴らしいジャンプでここまでのトップ。
1本目上位6名の結果を待ちます。
2週間前の富山インターハイ1位のリツタ選手、88メーター
セイゴ選手に届かず、暫定2位。
コンバインドがメインですが、スペシャルでも表彰台に上がる力を持つアツシ選手、80メーター
セイゴ選手&リツタ選手に次ぐ暫定3位。
ハルト選手、82.5メーター
暫定3位。
セイゴ選手トップのまま、いよいよ残り3名です。
まず、1本目3位に付けたタクマ選手、90.5メーター
トップには立てませんでしたが、立派なジャンプでここまでの2位。
この時点でセイゴ選手の表彰台が確定。
前週の雪メグ杯ジュニアの部を制したリンタロウ選手、
少し力が入ったか、78メーターに着地。
タクマ選手の表彰台が確定し、セイゴ選手はこれで5人も抜いて2位以上が確定。
そしてラストのアサヒ選手、K点に迫る94.5メーター
昨年に続いて、2本ともトップでの優勝決定。
2位3位に中学3年のセイゴ選手とタクマ選手。
リツタ選手、リンタロウ選手、ハルト選手、アツシ選手、コウタロウ選手が8位以内に入賞。
9位に入った #西澤希陸 選手も含め、中学3年生4名が、全国各地の強豪高校3年生達と対等に戦えた結果ともなりましたね。
優勝決定直後のアサヒ選手。
2本ともトップの圧勝で、昨年に続いての国体制覇。
優勝決定直後に、いつもの素晴らしい笑顔を見せてくれました。
成年男子B
例年、現役選手だけでなく、一線を退かれた選手達も出場される成年B。
今年も、27名もの選手が集結されました。
1本目
Bib.114、前週の札幌W杯でポイントを獲得した #葛西紀明 選手が、好調のまま101.5メーター
コンバインドの #永井健弘 選手、99.5メーター
#内藤智文 選手、97メーター
ノリアキ選手トップのまま、全選手の1本目が終了。
2位にトモフミ選手、3位にタケヒロ選手。
4位以下には、 #山元豪 選手 #清水礼留飛 選手 #佐藤幸椰 選手の、蒼々たる実力者達が続いています。
2本目
1本目6位のユキヤ選手、98.5メーター
ここまでのトップ。
レルヒ選手、95メーター
ユキヤ選手に次ぐ暫定2位。
ゴウ選手、95.5メーター
ユキヤ選手とレルヒ選手の間にランク。
ユキヤ選手が暫定1位のまま、1本目のトップ3。
タケヒロ選手、93.5メーター
暫定3位で、ユキヤ選手の表彰台が確定。
トモフミ選手、96.5メーター
さすがのジャンプで暫定トップ。
他の選手達と一緒に、ラストの紀明選手を待ちます。
そして、ノリアキ選手、97メーター飛んで、逃げ切り優勝。
2位にトモフミ選手、3位にユキヤ選手。
以下、ゴウ選手、タケヒロ選手、レルヒ選手、 #渡部弘晃 選手、 #馬淵源 選手が8位以内に入賞されました。
優勝決定直後の紀明選手。
今月頭のTVh杯での大逆転優勝
第25回TVh杯 2024/02/03(土) 大倉山ジャンプ競技場 | es_anywhere’s ブログ (es-anywhere.com)
以来、雪メグ杯2位、札幌W杯ポイント獲得と、ノリにノッている紀明選手が、国スポの舞台でも貫禄優勝。
惜しくも敗れた選手達や、運営関係者の方、たまたまゲート前で応援されていた観客も含め、多くの方々から祝福された素晴らしい優勝シーンでした。
成年男子A
1本目
#佐藤慧一 選手、106.5メーター
快心のジャンプで、とても嬉しそうです。
#池田龍生 選手、98メーター
#小林朔太郎 選手、95メーター
1本目は、ケイイチ選手がトップに立ち、龍生選手と朔太郎選手が2位3位。
4位以下には、 #藤田慎之介 選手 #山川太朗 選手 #高橋佳佑 選手が付けています。
2本目
1本目7位の#中村優斗 選手、99メーター
断然トップ。後続選手の結果を待ちます。
タロウ選手、92.5メーター
ユウト選手のポイントには届かず、暫定2位。
慎之介選手、94.5メーター
良いジャンプを2本揃えましたが、こちらもユウト選手に届かず、暫定2位。
朔太郎選手、91メーター
暫定2位。
ユウト選手の表彰台が確定。
龍生選手、94.5メーター
ここでようやくユウト選手を上回り、龍生選手の2位以上が確定。
そして、ラストジャンパー慧一選手、
2本ともトップでの優勝決定。
2位に龍生選手、3位が優斗選手。
朔太郎選手、慎之介選手、太朗選手、 #山﨑叶太郎 選手、 #宮﨑敬太 選手が8位以内入賞。
コンバインドの #三ヶ田泰良 選手も9位に入り、明日の試合にも期待が掛かります。
優勝決定直後の慧一選手。
この日に出場された選手の中で、唯一人、100m超を2本揃えての圧勝でした。
表彰式 少年男子
1位 #坂野旭飛 選手(北海道・下川商高3年)
2位 #佐々木星語 選手(北海道・札幌日大中3年)
3位 #三上託摩 選手(北海道・積丹美国中3年)
4位 #杉山律太 選手(北海道・下川商高3年)
5位 #岡部凛大郎 選手(北海道・江別三中3年)
6位 #西方遥人 選手(長野県・飯山高3年)
7位 #成田絆 選手(秋田県・花輪高3年)
8位 #久保田康太郎 選手(長野県・飯山高3年)
今日も1位のアサヒ選手。いつもの笑顔で、写真に納まってくれました。
2位のセイゴ選手。中学生が見事な2位でした。
3位、タクマ選手。同学年のセイゴ選手に、僅か0.8p差で負けたことが悔しそうではありましたが、立派な3位表彰台だと思います。
2週間前の富山インターハイチャンピオン、リツタ選手。この日は4位でしたが、富山の時と同様に、嬉しそうに賞状を見せてくれました。
前週の雪メグ杯ジュニアの部を制したリンタロウ選手。高校生も混じった中でのこの日も、最終5位と健闘。
1本目の4位から順位を下げて悔しかったはずですが、それでも、(ドヤ顔😆で)6位の賞状を見せてくれたハルト選手。
表彰式 成年男子B
1位 #葛西紀明 選手(北海道・チーム土屋)
2位 #内藤智文 選手(山形県・県スポーツ協会)
3位 #佐藤幸椰 選手(北海道・雪印メグミルク)
4位 #山元豪 選手(富山県・ダイチ)
5位 #永井健弘 選手(岩手県・盛岡市役所)
6位 #清水礼留飛 選手(北海道・雪印メグミルク)
7位 #渡部弘晃 選手(北海道・東京美装)
8位 #馬淵源 選手(秋田県・富士フィルムBI秋田)
1位の紀明選手。今日も、とても嬉しそうな表情を見せてくれました。
2位のトモフミ選手。国スポに向けて調整している間にW杯に呼ばれ、この試合の直前に蔵王⇔札幌を往復されたことを鑑みると、立派な成績ですね。
3位のユキヤ選手。2本揃えて表彰台を確保され、ホッとした表情でした。
4位の、ゴウ選手。相変わらず安定して上位に入られてますね。
国体では過去に何度も実績のあるタケヒロ選手。
この日はまずスペシャルで5位に入りましたので、明日のコンバインドで優勝を狙います。
過去2大会、国体成年Bを連覇されていたレルヒ選手。
惜しくも3連覇とは成りませんでしたが、6位入賞です。
表彰式 成年男子A
1位 #佐藤慧一 選手(北海道・雪印メグミルク)
2位 #池田龍生 選手(北海道・雪印メグミルク)
3位 #中村優斗 選手(長野県・COOTS)
4位 #小林朔太郎 選手(群馬県・草津SC)
5位 #藤田慎之介 選手(北海道・Farm Fujita)
6位 #山川太朗 選手(北海道・東京美装)
7位 #山﨑叶太郎 選手(新潟県・中大1年)
8位 #宮﨑敬太 選手(北海道・東京美装)
この日は圧勝の慧一選手。
雪印入社1年目。この日は2位の龍生選手。
7位からのジャンプアップで、見事、3位表彰台の優斗選手。
長野県から応援に来られて居たお母様も、とても嬉しそうなご様子でした。
冬の開幕戦(名寄ピヤシリ大会)を制し、札幌W杯への出場も果たした朔太郎選手。
この日は3.3p差で表彰台こそ逃して4位でしたが、好調を維持されていますね。
好調ながら、強豪達に阻まれて、なかなか上位になれなかった慎之介選手。
この日は5位に入れてホッとした表情です。
6位のタロウ選手も、上位をキープされてますので、これからますます期待したいですね。
なお、この試合は、9時から試技を開始し、その後、10時から1本目⇒11時から2本目⇒12時半から表彰式、となるタイムスケジュールでしたが、「午後から風が強くなる予報」という理由により、9時から試技無しで1本目開始となりました。
そのため、約1時間早く進行しましたが、2本目が終わった所で「表彰式は(当初予定通りの)12:30から」とアナウンスされたため、ここに約1時間半の待ち時間が発生しました。
この日、公共交通機関で会場入りした私は、降雪による遅延も有って、少年男子1本目序盤の何人かのジャンプを見ることが出来なかったのが残念でしたが、この待ち時間の間に、ご覧の通り、多くの写真を撮らせて頂くことが出来ましたので、結果的にそれも良かったかなと思ってます。
今回も観戦させて頂けて有難うございました。
下記YouTubeチャンネル再生リストに、この大会で撮影させて頂いた動画を集約して公開しておりますので、宜しければそちらも併せてご覧ください。
やまがた雪未来国スポスペシャル 2024/02/22(木) アリオンテック蔵王シャンツェ – YouTube
#skijumping
#skoki