第42回サマージャンプ朝日大会、兼、第26回ジュニアサマージャンプ朝日大会 2023/07/28(金) 朝日三望台シャンツェ

2023-2024シーズン

ここ数年、同日に開催されるようになっていた「全日本ジュニア&レディースサマージャンプ朝日大会」と「全日本サマージャンプ朝日大会」。

今年から、大会名も「ジュニアサマージャンプ朝日大会」と「サマージャンプ朝日大会」に変わり、

「ジュニアサマージャンプ朝日大会」としては
・小学生女子4年生以下の部
・小学生女子5,6年生の部
・小学生男子4年生以下の部
・小学生男子5,6年生の部
・中学生男子の部
・中学生女子の部

「サマージャンプ朝日大会」として
・女子の部
・少年の部
・成年の部

に分かれ、
小学生はスモールヒル、中学生以上はミディアムヒルにて順位が争われます。

この日は、朝一のヒコーキで羽田から旭川へ移動した関係で、スモールヒルで小学生が飛ばれている時間には間に合いませんでしたが、ミディアムヒルの全階級は観戦させて頂くことが出来ました。


中学生女子の部:久保田凛々子選手との接戦を、藤原柚香選手が制す

青森県、長野県、新潟県、そして道内から、総勢10名の中学生女子ジャンパーが集結。

1本目

野沢温泉の#久保田凛々子 選手が、54mでトップ。
札幌の#藤原柚香 選手が、53.5mの僅差で2位に付き、
妙高の#野呂梨渚奈 選手が53mで3位となり、
2.4pの中に上位3名が犇めく混戦となりました。

2本目

上川の#池田咲希 選手が暫定トップに立って、残り3名。

リオナ選手、1本目と同じ53メーター飛びましたが

惜しくも着地が決まらず。
飛型点は減点されたものの、1本目の貯金が効いて、表彰台は確定しました。


ユズカ選手、55メーター

ナイスジャンプで暫定トップに立ちます。


そして最後のリリコ選手、54メーター

ユズカ選手が逆転優勝。
リリコ選手が2位、リオナ選手が3位。
サキ選手、#美ノ谷佳鈴 選手、#小松夢音 選手、#郡司真那 選手が入賞となりました。



中学生男子:三上託摩選手との激闘の末、姫野蒼大選手に凱歌

#西澤希陸 選手(白馬中3年)&#佐々木星語 選手(札幌日大中3年)の二人は少年の部に出場されましたが、青森県、岩手県、長野県、新潟県、そして道内から、総勢21名が参戦。

1本目

札幌の#姫野蒼大 選手が、64.5mでトップ。
余市の#三上託摩 選手も、同じ64.5mながら、2.0p差で2位に付き、
札幌の#髙橋劉成 選手が、61mで3位折り返し。

2本目

1本目4位、名寄の#長谷川琉已 選手が60.5mを飛び、順位を守って、残り3名。

まず、リュウセイ選手、61.5メーター

無事、表彰台を確定させ、後の二人を待ちます。


タクマ選手は、この日の全選手中最長の、65メーター

245.8pの高得点で、2位以上を確定。


ラストの蒼大選手、1本目と同じ64.5メーター

微妙な飛距離でしたが、最終的には、0.8p差で蒼大選手が優勝。

飛距離合計でトップながら、1本目の飛型点の影響で、タクマ選手は2位。

リュウセイ選手は3位となり、
以下、ルイ選手、#森大耀 選手、#清水絢心 選手が4位~6位入賞。

4名出場された1年生の中では、妙高の#竹田葵 選手が、入賞まであと一歩の7位と健闘されました。



女子の部:伊藤有希選手、貫禄の圧勝

34名もエントリーの女子の部は、5名が棄権されたものの、29名が参戦。

1本目

昨シーズンW杯遠征組の中で唯一出場された#伊藤有希 選手が、62.5mでトップに立ち、
札幌日大高2年の#佐藤柚月 選手が59mで2位。
早大2年の#葛西春香 選手が58.5mで3位に続き、
以下、#日野森琥珀 選手、#岩崎里胡 選手、#五十嵐彩佳 選手と#葛西優奈 選手が続く展開となりました。

2本目

ユウナ選手、55メーター



アヤカ選手も、55メーター

1本目同点だったユウナ選手と、2本目も同点となり、二人とも暫定トップ。


里胡選手、54メーター

1.7p届かず、暫定3位。


昨シーズン終盤に好調だった琥珀選手、この日もナイスジャンプで、56.5メーター

暫定トップに立って、いよいよ1本目トップ3です。


春香選手、55メーター

琥珀選手に1.0p届かず、暫定2位。


柚月選手、55.5メーター

順位を守って、2位以上確定。


最後の有希選手、61メーター

2本ともトップの完勝です。

2位には柚月選手、3位は琥珀選手。
春香選手は4位、アヤカ選手とユウナ選手が同点5位。

高校1年の#櫻井羽奈 選手が9位と健闘されました。



少年の部:坂野旭飛選手、高校最終学年の初戦も完勝

23名の高校生に、階級を上げて出場してきた中学3年生(リク選手&セイゴ選手)が加わって、25人で争われることになった少年の部。

1本目

下川商高3年の#坂野旭飛 選手が56mで1位。
下川商高2年の#西田蓮太郎 選手が55mで2位ですが、
リク選手&セイゴ選手が3位4位に付けており、表彰台の可能性も高くなりました。

2本目

1本目8位の#久保田康太郎 選手、52.5メーター

後に飛んだ2名を抜いて、6位以内の入賞確定。


1本目5位の杉山律太 選手、54メーター

暫定トップ。


そして、セイゴ選手、56.5メーター




リク選手は、55メーター

微妙な飛距離でしたが、1本目の点差が3.6p有ったことが効いて、リク選手が表彰台確定。


蓮太郎選手、58メーター

無難に2位以上を確保。


最後のアサヒ選手は、61メーター

男子全体6位に相当するポイントでの優勝。
2位に蓮太郎選手、3位にリク選手が入り、
セイゴ選手、リツタ選手、康太郎選手が、4位~6位の入賞となりました。



成年の部:佐藤幸椰選手、K点越えを2本揃えて完勝

この階級には、44名の選手が参戦。

1本目

#佐藤幸椰 選手と#清水礼留飛 選手が共に60.5mを飛び、飛型点の差でユキヤ選手がトップ。
3位に岩#佐勇研 選手、4位~6位には#渡部弘晃 選手、#工藤漱太 選手、#鈴木翔 選手が続いています。

2本目

翔選手、58.5メーター

この時点のトップとなって、6位以内の入賞確定です。


漱太選手、59メーター

暫定トップ。


ヒロアキ選手、62メーター

ご本人が「高過ぎ!」と仰っておられるのが収音されてますが、
その通り、とても高いジャンプで、最後は降りたため飛型点は伸びませんでしたが、3人を残して暫定トップ。


ユウケン選手、58メーター

ヒロアキ選手と漱太選手のポイントに届かず、ここまでの3位。


レルヒ選手、59.5メーター

ヒロアキ選手のポイントを越えて、暫定トップ。


ラストのユキヤ選手は、61.5メーター

2本ともK点越えの完勝。
2位に同じ雪印メグミルクのレルヒ選手、3位にヒロアキ選手が入り、
4位~6位には、漱太選手、ユウケン選手、翔選手が入りました。



なお、前述通り、私は、スモールヒル(小学生の各部)を観戦できませんでしたので、結果だけを記載します。


小学生女子4年生以下の部:札ジャン5人の争いを、ココネ選手が制す



小学生女子5,6年生の部:各地の選手達との対決は、下川のユナ選手に凱歌



小学生男子4年生以下の部:妙高の強豪リューヤ選手、北海道でも快勝



小学生男子5,6年生の部:新潟県勢の表彰台独占



表彰式 小学生女子4年生以下の部

1位 #安立恋音 選手
2位 #谷奥梓羽 選手
3位 #清水那胡 選手
4位 #爲清あまね 選手
5位 #佐々木結姫 選手



表彰式 小学生女子5,6年生の部

1位 #竹本祐那 選手
2位 #安立寿音 選手
3位 #佐々木晴姫 選手
4位 #深澤にこ 選手
5位 #池田愛希 選手
6位 #今瑠璃 選手



表彰式 小学生男子4年生以下の部

1位 #野呂琉也 選手
2位 #原田怜玖 選手
3位 #馬場遼太郎 選手



表彰式 小学生男子5,6年生の部

1位 #野呂悠惺 選手
2位 #竹田健太郎 選手
3位 #南雲蒼空 選手
4位 #姫野誠也 選手
5位 #芹川吏憂 選手
6位 #西本周平 選手



表彰式 中学生女子の部

1位 藤原柚香 選手
2位 久保田凛々子 選手
3位 野呂梨渚奈 選手
4位 池田咲希 選手
5位 美ノ谷佳鈴 選手
6位 小松夢音 選手
6位 郡司真那 選手



表彰式 中学生男子の部

1位 姫野蒼大 選手
2位 三上託摩 選手
3位 髙橋劉成 選手
4位 長谷川琉已 選手
5位 森大耀 選手
6位 清水絢心 選手



表彰式 女子の部

1位 伊藤有希 選手
2位 佐藤柚月 選手
3位 日野森琥珀 選手
4位 葛西春香 選手
5位 五十嵐彩佳 選手
5位 葛西優奈 選手



表彰式 少年の部

1位 坂野旭飛 選手
2位 西田蓮太郎 選手
3位 西澤希陸 選手
4位 佐々木星語 選手
5位 杉山律太 選手
6位 JANG_SUNWOONG 選手
※公式成績表では、久保田康太郎 選手が6位となっています。



表彰式 成年の部

1位 佐藤幸椰 選手
2位 清水礼留飛 選手
3位 渡部弘晃 選手
4位 工藤漱太 選手
5位 岩佐勇研 選手
6位 鈴木翔 選手



表彰式 ミズノ賞

竹田葵 選手
小山内鴻佑 選手(の代理の 馬淵源 選手)
工藤和 選手



閉会の挨拶

#菅原清一郎 会長より、閉会の挨拶を頂きました。



とても暑い中でしたが、今シーズンの実質的な開幕戦ということで、多くの選手達と久々にお会い出来ましたし、この日も選手達の応援に来て良かったと思います。


今大会で撮らせて頂いた動画については、下記YouTubeチャンネルに公開しておりますので、宜しければ、こちらも併せてご覧ください。
第42回サマー兼第26回ジュニアサマー朝日 2023/07/28(金) 朝日三望台シャンツェ – YouTube

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#skoki